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私の神社仏閣巡りはどうも、関西から西が多くなっているが
実は、関東界隈も牛歩ながらほそぼそ巡っている。
都心や鉄道駅近くは比較的めぐり易いが、僻地になるとそのタイミングが難しい。
先日、伊勢原に用事があり、ちょっと遠回りして、足柄の最乗寺まで行ってきた。
イメージとして小田原界隈と分類される位置だが、正確には南足柄
高速道路なら東名高速からアクセスした方が近い。

渋滞考慮でナビを信用すると、間違いなく東名高速周りを選択するが
時間的に余裕があったので一般道メインで進むことにした。
この日、台風何号だったか関東でも波風の影響があり、特に伊豆から御殿場にかけては大雨の予報が出ていた。
それにつけ、駿河湾を沿うように走る西湘バイパスも早朝から通行止めになっていた。
なので、横須賀から鎌倉、平塚をとおり、ここから小田原厚木道路に入るルートを選択、結果的に2時間以上のドライブになってしまった。

伊豆箱根鉄道の大雄山駅からほぼ登り状態で、結構な山に入って行く感じだ。
途中まで曇り状態だったが、この辺からポツポツと雨が落ちてきて
駐車場に着くと結構な雨量になっていた。
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参拝に雨は少々辛い状況だが、このような鬱蒼感のある寺院は、雨が緑を深め爽やかな空気が一層引き締まる感じがして、好きだ。この感覚は、新緑時期の雨の奥入瀬渓流の雰囲気に似ている。
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横には山からの川が流れ、階段にまでサワガニが上がってきている。
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階段を上がり門をくぐると
予想以上に広い敷地だった。
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そうそうに御朱印をもらった。ここはお不動さんだが、天狗でも有名な寺だ。
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奥の院に向かう感じで向かって左手を登って行く。
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ここの御朱印には道了尊と大きく書かれる。
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これは、天狗と言われた妙覚道了のことだが、天狗と聞くと私も心が騒ぐ
閻魔、鬼大師、天狗とこの大きな3つの指標は私の寺めぐりでもっとも楽しみにしているものになる。
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六郷満山では仁王だろうがここは天狗が門を守っている。
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そこを上がると、天狗の雰囲気満載のスペースが広がる。
内輪に下駄、まさに天狗アイテムだ。
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雨が降ったり止んだりの天気だったが
寺を出る頃には、青空が出てきた。