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大徳寺界隈を散策後、次は北野界隈に向かった。
北野天満宮にも久しく参拝していないし、上七軒もブラブラしたいというのがかみさんの要望
私は、6月の梅雨時期に、来ているので、敢えて・・・という感じもあったが、ここは頻繁に散策できない家族の意見を優先して、
この界隈を散策する場合、は必ず大報恩寺に車を停めてもらう。
言わずとしれた千本釈迦堂だが、ここは、仏像に関して京都で一番のお気に入りだ。
静かでゆっくりと拝めるにはここが一番だ、京都の仏パワーと言えば
東寺、三十三間堂、広隆寺などあるが、全て有名な観光コースになっているので、参拝者をかけ分けての拝観になるので、ちょっと落ち着かない。でもここは実にいい。いつも空いているので大変静かだ。
快慶作の釈迦の10大弟子と慶派の六観音の間に腰をおろし、目をつむって
かび臭い収納庫内でゆっくりするのが、大変癒しになるでもこのカビ臭さ、実際吸っては体に悪いかもしれないが・・

そんな、お気に入りの千本釈迦堂だが、
この秋、東京国立博物館で展覧会が行われるそうだ。もう数え切れない程参拝しているが、東京であえることを楽しみにしている上、博物館で販売される図録も楽しみだ。大報恩寺、決してメジャーとは言い難い寺なので、我が家の蔵書にもこれらの仏の写真が殆どない。

お寺の方に、1時間程度置かせてもらいますと伝え
上七軒方面へ
ここで家族は、まつひろさんのがま口や老松の和菓子を楽しみにしていた様で、
まるで順路の様に覗き、北野天満宮へ
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この時期の北野は、梅干の香りが充満しとてもうれしい空間だが
今年も、ドンピシャで干していた。これだけ凄まじいい日差しがあれば、よく乾くだろう。
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参拝後、絵馬所で御朱印をもらえるようなので
行ってみると、最近の刀人気に便乗し、刀関係の御朱印が売っていた。
鬼切丸、言わずとしれた渡辺綱が一条大橋で鬼の片腕を切ったと言われる名刀だが
私もミーハーだね、この御朱印をもらった。
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そして、その横では、北野御手洗神事の受付場だった。
これは、ロウソクを片手に御手洗川を歩き無病息災を願うもので
灼熱の日差しの中で、冷たい川を歩くのはとても気持ちがいい
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手を合わせる、御朱印を頂くだけの参拝ではなく
このような体感できる神事は、心に残るものだ。