私がつけ麺好きになったのは
甲状腺手術後の放射線治療のためヨウ素制限をされていた食事が解禁になった時から
思えばもう4年になる。
ヨウ素は、主に海系出汁に使われる魚類や海藻などに多く含まれるが
あまりそのへんを気にしないで生活していると、急に制限されて
食事の際にヨウ素含有量を気にしだすと、沢山の食材に使われているのが判る。
食生活を見直すと、普通に沢山のヨウ素をとっていたようだが、それが約2週間基本ゼロ摂取となるとなかなか厳しいものだ。
そんな身体が、解禁となったとたん、妙に匂いに反応してラーメン屋に入ってしまい
より強い魚粉系を選んで、つけ麺になった。
これが、驚くかな私の好みいピッタリとあってしまい、その当時は週に2回
ひどい時は毎日食べていた。
その後も、つけ麺熱はさめず、四国に行っても九州に行っても自然とつけ麺を探す感じだったが
この頃はどうも、その熱もやっと覚めたか・・・・って感じだった。
この日は、秋葉原界隈に用事があったが
久しぶりに神保町でも行ってみるか・・・・と神田の駅を降りて歩くことにした。
そんなに空腹ではないものの、用事の前に食事はしておこうと歩き出すと
つけ麺の文字に反応してしまった。
つけ麺は、通常150から200gぐらい
大盛り、となれば300gぐらいか、わたし的には通常では物足りない、大盛りだと食べたあともたれる
そんな感じだ。
店の名前はラーメン盛太郎・・・・盛と言う文字もしくは店頭の写真などで判断できたはずだが
昼時、
まだ混雑する前の微妙な時間帯だったので、席が比較的空いていたの飛び込んでしまった。
あまり考えず、大盛りを注文した。
食券を出すと、大盛りはものすごく多いと言う540g
普通なら特盛以上のレベルだ。
普通盛りでも400gというので、これでも大盛り以上だ。
店員の話を聞き普通にした。
差分は卵を追加してもらうことで了解を得た。
出てきた量にやはり驚く
周りをみるとつけ麺注文は私だけ、皆もやしが山の様に盛られたものを食べている。
この店の雰囲気
そしてスープを飲むと、ここが二郎系のラーメン屋であることが判った。
甘味のあるこってりとしてスープが、とても美味しいが
流石にこの麺の量だと、半分ぐらいで飽きてしまった。
辛味を加え、どうにか完食したが、私の体調からすると大変な量だった。
この夜
当然ながら、昼の麺は胃の中でまだまだ暴れている感じが残り、夕飯を食べることができなかった。
私も若くない、こんな食事はもうやってはいけないんだよね。