我が家は、神社仏閣、歴史、庭園、花・・・と趣味の方向性が一致しているので、
今回の様な旅行でも、行動ルートを決めたあと、NOがないので大変楽だ。
まあ、こんな家族はそういないだろうが・・・・
京都も随分色々なところを巡ったもので、家族同伴でまだ参拝していないゾーンは
高山寺界隈と桂界隈、そして比叡山延暦寺ぐらいになった。
では今回、私は高山寺界隈がいいかな・・・と思ったが
娘の企業説明前に、沢山歩いて疲れてしまってはまずいと考え直し
比叡山にした・・・・
私は中学校の修学旅行で、延暦寺根本中堂に行ったことがある
でもその時の記憶は正直あまりない。
大きな根本中堂と書かれた石碑に下る階段下にある荘厳とした建物
そして堂内の不滅の法灯ぐらいか・・・・そんな感じだった。
くねくねした道を上り、広い駐車場に車を停め、そして歩く・・・途中経過は全くと言って記憶がない。
我が家は近江神宮から登った。
比叡山は京都の鬼門を守ると言われているが、アクセスは滋賀県側からの方が楽だ。
有料道路に入り、
青紅葉が綺麗な道路を登っていく。
紅葉時は大変な混雑となるだろうと予想できるほど、綺麗にもみじが植えられているが
今は春、新緑のモミジだが、私はこの新緑の青紅葉が大好きだ。
ホテル前の見晴台的なスペースに車を停め景色を楽しむ。
ここからは、京都側、滋賀側がキレイに見渡せる。
ほどな東塔く駐車場に到着するもまだ7時半
根本中堂は無理だとしても、境内には入れるだろうと思ったが、事前のチェックが甘かった。
巡礼受付所が駐車場からすぐのところにあり、なんとも8時半からだった。
仕方ないので、家族は車で仮眠しつつと言っても往路爆睡しているのに良くもまあ眠れるものだ。
私は、相変わらずトイレ休憩のみで仮眠はしていない。
興奮状態が続いているのだろう・・・明るくなるともう眠気は完全に覚めているので
早朝の爽やかな空気を浴びながら、駐車場に囲む桜を楽しんでいた。
どうやら29日土曜から桜祭りが開催される様だ
しかし比叡山でも各所と同様に桜の開花が早かった様で、ソメイヨシノはもう葉桜
今は八重がピークだった。こればかりは融通がきかないものだ。自然はあくまで自然に・・・だ。
この時点で駐車場には車は数台、私と同じ関東圏のナンバーが目立つ
夜通し走ってきたのだろう・・・皆さん仮眠中だった。
8時を過ぎると、先ほど走ってきた道に観光バスがガンガン通る様になってきたが
1台もこの駐車場には入ってこない、全て横川方面に向かっている。
多分途中のホテルに泊まっている客なのか・・・ここは修学旅行のルート寺なのでほっとした。
私にすればあっと言う間の1時間、拝観が可能になった。
延暦寺は、大きく東塔、西塔、横川(よかわと読むんだね)3エリアが比叡山と言う山に点在している。
御朱印は、東塔で8つ、西塔で1つ、横川で3つもらえるようだが、全てをコンプリートするつもりはなかった。
まずは根本中堂から参拝を開始。大講堂は後にしてスルーした。
現在は残念なことに改修中だったので荘厳な建物の外観をみることができなかったが
恐ろしいほど立派な鉄骨で周りが囲まれ、逆に改修姿が見れて貴重だったかもしれない。
根本中堂と刻まれた石碑からの風景は見覚えがある。
しかし、ここは全て階段だっ
た気がする。
た気がする。
もう35年以上も前だ、階段ではアクセス性に不便があり改造したのだろう
階段の雰囲気が好きだったので、ちょっと残念だったが・・・・
御朱印は、本堂では頂けず、萬拝堂で頂く様になっていた。
延暦寺は色々な霊場巡りの札所になっている。
私の巡る札所では、西国三十三霊場の番外に該当するが
御朱印帳にはその欄がなく、お礼周りの1社としての扱い
御朱印帳の空きスペースに書いて頂いた。
隣には金剛峯寺
くしくも日本仏教の祖
最澄と空海が並んだことになる。