出雲國神仏霊場は、予想以上に広範囲だ。
私が思っていたこの霊場は、出雲大社の周りだけだと思っていたが、
昔の令制国の出雲國を考えたらそれなりの広さがある・・・・現在の島根県の半部ぐらいしめるだろうか
四国八十八箇所や西国三十三箇所に比べれば範囲は小さいものの
鎌倉や京都の洛陽三十三箇所なんかと比較すると広範囲となる。まあ霊場では中間規模と言ったところか。
なのでここを巡るには、まず車利用しかないと思う、自転車も推奨していたがこれは脚力が必要だろう。
大半の霊場は、島根半島に祀られているが、
東側は大山の麓となる。
前回は、鳥取の倭分神社まで足を伸ばしたが、そこまでは行かないまでも島根の東側まで行く必要がある。
米子自動車道をちょっと乗って、溝口で降りる
そこからは、見事な大山を正面にみながら登って行く感じで
この道の角度からは、富士山の様な形に見える。大山は大変美しい山だ。
前回の散策3月頭の時は、まだ沢山の雪が積もっていたが、現在ではほぼ融けていた。
標高はどのぐらいだろうか・・・・・、たぶん大山寺は1000mぐらいのところにあると思う。
大変な高所だが、すぐ麓までは車で上がれるのがうれしい。
大山信仰の中心となるエリアだけに
お土産屋も宿坊をしっかり整備されている。この日も修学旅行生が沢山散策していた。
山門の左手には、第9番大山上神社の奥の院がある。
しかし、今回はパスした。
山門までは少々急な参道を登るが、足は軽い。
家から駅まで、駅から会社までで約1時間歩いているが、最近少々気だるさを隠せない状況だった。
今回の散策も大丈夫だろうか?と心配だったが
都合の良い私の体は、こういう状況では覚醒するのが不思議だ。思ったより足が軽い・・・
山門を超え、左手ですぐに御朱印がもらえる。
大山寺で11箇所目になるが、そもそも超メジャーな出雲大社は別にして、その他の神社仏閣では
シーズンオフのタイミングだろうが、御朱印をもらう人が全然いない
出雲國オリジナルの御朱印帳も見かけない・・・・・あまり普及していないのかも
御朱印を頂いたあと
本堂までは階段になる。
高所なので空気も澄んでいて
とても気持ちがいい
次は、一気に島根半島まで
境港を突っ切って美保神社まで約1時間のドライブ