色々とテーマを持って神社仏閣を参拝しているが
閻魔めぐりもがんばって続けている。
しかし、東京都内では、有名な寺は殆ど巡ってしまい、今回芝 東京タワーの横にある
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金地院を参拝してきた。
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この日東京は37℃予報と
体温超え、命の危険すら感じる気温の中、浜松町駅を下り
増上寺の横をテクテクと、1時間も乗っていた横須賀線で体が完全に涼んたところ
浜松町駅を出たところで、汗が噴き出してきた。
タオルを1枚用意し、首に巻きながら歩くも、寺についた時には、もう絞れるほど・・・。

寺に入って、日陰で少し涼み
まずは目的の閻魔さんの御朱印をもらうためインターフォンを押すと
快く御朱印に応じてくれ、閻魔さんを祀ってある祠を教えて頂いた。
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閻魔様に手を合わせ、戻る時左側に
立派な墓石群が気になった。
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御朱印を受け取ると同時に、この墓石は誰のものか聞いてみた。
拝観ルートにはなっていない少々荒れた感じ、入口に説明書きもない
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お寺さんの説明では
どうも南部藩のものらしく、現在はご本尊が南部に戻ってしまっているらしいが
古くに祀られたものが残っているそうだ。
ただ、手を加えておらず、少々危険な状態となっているので、気をつけて見るように言われた。

南部藩は、私も青森に約10年も住んでいたので大変ゆかりがあるし、色々と歴史を感じながら巡ったりもした。
東京タワーのすぐそばに、ひっそりと残っているんだなと感慨深い。
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当時はもっと立派だったのだろう、石で出来た門も見事だ。
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大きな、南部鶴の家紋からもここが南部氏の墓地だったことが分かる。

多分歴代の殿様のものだと思うが
墓石には戒名しか書いていないので、誰のものか判別つかないのが残念だ。

近隣の増上寺の徳川家の墓地に比べると、藩の規模からしても小ささは仕方がないが
それでも、これだけの墓地は大変立派なものだ。