三室戸寺は、西国33所では第10番の札所になる。
略縁起によれば、約1200年前、光仁天皇の勒願により、三室戸寺の奥、岩淵より出現された千手観音をご本尊として創建されたそうである。
今回初めての参拝になるが、
実は、数年前の6月紫陽花の時期に訪れたことがあった。
その時は、目的が平等院だった。
平等院が開園する前にちょっとロケハンイメージで宇治の街中を車で走らせ、三室戸寺の駐車場までは来たが、時期が時期だけに平等院をゆっくり散策したら、紫陽花目当ての観光客があふれているだろうから三室戸寺は諦めるしかなかった。
駐車場から山門を潜り、本堂まで歩きながらあたりをみると、この時期でも紫陽花らやツツジやら・・・・・植えられた数に驚く。
早朝にいきなりの階段攻撃だが、ここはなまった体に良い刺激を与えてくれた。
いきなり、宇賀神の石像が出迎える。神とは言えあまり感じの良いものではないが、ありがたいのだろう。
関東ではあまり宇賀神はみないきがする。
鉢植えの蓮を前に立派な本堂が鎮座する。
鐘楼越しにみる三重塔もなかなか
ここは花だけでは建物そして総合的な庭として見ごたえがある。
次は、花の時期に訪れないといけないなあ・・・・