今回実家に戻った際、母親が自慢げに私に説明したものがある。

それは、甘い柿と渋い柿の違い・・・
足立の我が家は、90年代、建売を買って引っ越したので古くからの家ではない
その昔なにがあったか記憶にないが、多分畑・・・10戸が新しく建てられたもので、開発した土地の形状上端っこが1片3mぐらいの三角形となっていて、家などが立てられないほど狭いので、共同の管理地みたいになっている。

でも各家ともに、そんな土地を綺麗に手入れするのも面倒なんだろう・・・我が家の両親が好き勝手に
植物を育てていてもなにも文句を言わず、逆に綺麗にしてもらってありがたがられているようだ。
当初は、当たり障りのない山吹とか育てていたが、いつかからが樹木系が多くなった、それも果実系
場所的に日当たりが良く、逆に暑いくらいの土地だが、いまでは柿、いちじく、みかん、梅とそれなりの木に成長した上、その収穫も凄いことになった。
収穫を近所に配るのも恒例になっているようだ。

今は、まさに柿の収穫がピークだった。100個ぐらいは収穫したらしい・・・
そもそも甘柿の木だったが、母親の説明によると近くの街灯の光のせいで、昼夜の区別がなくなり
渋柿になってしまったと言う、それが最近LED電球に変わったことで、柿が甘くなったと言っていた。
しかし、干し柿をつくることを楽しみにしていたので、甘くなったことでちょっと複雑なようだ。

そんな柿だが、不意に甘い柿と渋い柿の見分け方がわかるかと聞いていた??
一般的に、形が四角と丸みを帯びたもので違うとか聞いたことがあるが、回答はそうではなかった。
イメージ 1

甘さの判断は、どうも下部を見るようだ。
イメージ 2
この写真でとても明確にサインが出ているが
最下部に黒いリングが出た部分が甘いそうである。
黒く筋が出でいるところ、この柿なら3/4ぐらいが甘いことになる。
また全体的に黒っぽくなっているのも甘いそうだ・・・・

表面に筋がでることで甘さが分かるのはメロンとかの甘さのサインと同じなのかもしれないが、
私は、ちょっと驚いた。

で早速、切って食べてみると
言われる通りリング部分は大変甘く、模様がないところは渋かった・・・言っていたことは本当だった。

まあ、店頭で渋い柿を買うことはないと思うが
もし木になっている柿を食べようとした場合、切らなくても甘さが判断できるので、無駄にすることはないだろう・・

我が家は、サラダに季節に応じフルーツを入れるが
この時期はやっぱり柿が美味しい、不思議と柿とマヨネーズの相性もいいのには驚く。