鎌倉十三佛を無事結願し、極楽寺坂を長谷方面に下って行くと
もう少しで力餅屋だねえ・・・なんて話をした時右手に行列がある店を発見
どうやら食パン専門店らしい。
行列に並ぶことがきらいな我が家だったが、数人程度並んでいるだけだったので並んでみた。
私は基本ごはん党だが、かみさんはパンが好き
通常食パンは、普通にスーパーでヤマザキとか食べているが、できれはポンパドールの男爵が好み
1斤売りだが
小さい食パンも売っていて、それも購入、ちょっと小腹もすいたので歩きながら3人でつまみつつ
目的も終了したので家に戻ろうと江ノ電に向かうと
流石に長谷駅はものすごい人、長谷観音か高徳院に行くんだろうなあ・・・
と混んでる時にあえて参拝する気も起きないので、我が家はパス
そそくさと江ノ電に乗り込んだが、
ここで娘が、久しぶりに鎌倉文学館に行きたいと言うので、
隣の由比ガ浜で下車
鎌倉文学館なんて何時以来だろう・・・
まだ娘が小さい頃だ
かみさんは文学館に置いてあった芥川龍之介の蜘蛛の糸を読んであげたなんて説明していたが
私にはまるっきり記憶もなく・・・
娘にすると、そんななつかしい思い出を確認することも目的だったようだが
残念ながらその本はなく・・・・曖昧な思い出をおもいかえしていた。
鎌倉文学館は前田家の別邸だが
現在は文学館として鎌倉にゆかりのある作家の原稿などが展示されている。
鎌倉と言えば、川端康成か大仏次郎を思い浮かべるが、驚くかなものすごい人が住んでいた様だ。
とても美しい洋館は、江戸川乱歩の話に出てくる雰囲気
屋敷からは、相模湾も一望出来、優雅な気分になれる。
ここは、バラも植えられ、満開時期はかなり見事
まだちょっと早いが、それでも随分と咲いていた。
なつかしい気分に浸りながら
歩いて鎌倉方面へ、流石に腹も減ってきた
ここに来れば、うなぎのつるやさんがいい。
注文してから捌くので1時間は待つ必要があるが、
そこまで待つことも苦しいので、泣く泣くパスし、六地蔵界隈で食べることにした。
とてもじゃないが鎌倉駅周辺はどこも一杯だろうからね。
花ごころと言う感じの良い店が、ほどよく客の谷間だった。
メニューは2種 サザエの炊き込みと釜揚げシラス丼
丼にふのりの味噌汁といぶりがっこ
運ばれた時はちょっと少ない・・・・気もしたが、食べるとことが十分な量だった。
ご飯には多分サザエの肝も入っているのでしょう、ほんのりした苦味がとても美味しかった。
かみさんと娘はしらすを選択
鎌倉や江ノ島に行くとやたら生しらすを宣伝するが
私は生はちょっと・・・好きではない
しらすは釜揚げの方がしらす本来の味を感じる。