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丁度今頃は、秋田の角館はいい感じに桜が咲き始めていますね。
なのに私は、十和田湖周りでドライブ・・・・何故??

実は、秋田の鹿角で、山野草を買う予定でした。
どうしてもカキランが欲しかったのですが・・・
沢山種類があるところ・・・その昔買ったことがある鹿角の店しか思い当たらなかったので、とりあえずそこを目指したのですが、店がありませんでした。多分閉店・・残念!!


仕方がないので・・・
そのまま鹿角の町へ・・・でも到着したのは朝の8時・・・これでは道の駅もやっていない。

なので、鹿角の町を歩くことにしました・・・思えば確か、3と8のつく日は朝市だったなあ・・・なんて不思議と私がここに来るときは、いつもこのタイミングなんですね・・・

やっていました。
野菜や民芸品、そして田舎のおばあちゃんが着ている服・・・これはどうも東北共通って感じの作業着的洋服も売っていました。なんと言うメーカが作っているのでしょう??(笑)



この町は、昔から贔屓にしている菅原鍛冶さんがあるのですが、まだ準備中だったので、適当に朝市エリアを歩いていると、もう1件、鍛冶屋がありました。「山崎鍛冶」です。

山崎鍛冶屋はこの地で6代も続く、鹿角鍛冶の伝統を守る鍛冶屋・・・でも今の代で終わりだそうです。
主に農作業用が中心ですが、普通に包丁や狩猟用剣鉈もありました。

私も今日は充分すぎるぐらい時間があったので、小一時間話し込んでしまいました。

秋田は、多分日本一の野鍛冶の県、しかし、話を聞いてみるとここ数年で急速に減っているそうです。
以前紹介した、ナガサの西根さんのところの様に跡取りがいないんですね。
山崎さんも同じ状況ですからね・・・

鍛冶屋は、話好きが多いし、特に野鍛冶は色々と地方に売り歩いているから、沢山の土地を良く知っているので、話が尽きることがないですね。
山崎さんも特に、青森の下北方面は営林署関係で回ったらしく、私のテリトリーの地理に詳しいので、本当に話しが弾みました。

今回、丁度、草取り鎌が欲しかったので、1本買いました。
本当は、軽米の源光さんのところ・・
なんて思っていたけど、また行きそびれです。

南部鹿角鎌と呼ばれる、この町伝統の道具です。

今度は是非、実際に打っているところを見たい・・・と言ったら喜んでくれました。
多分、またすぐに行きます。

今回、刃渡り30cmを越す剣鉈が気に入ったのですが、持ち合わせが無かったので、次回小遣いをためないといけませんね。