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今日は、子供のメガネのレンズ交換のため、わざわざ神保町まで行きました。
午前中は、風が少々ありましたが天気も良く暖かでした。

レンズが出来上がるまで、ちょっと時間があったので神保町を散歩しました。
この街は、高校、浪人、大学と大変お世話になった町なので、懐かしいです。
最近は、名物の古本屋も少なくなり、街も大きく変わりつつある感じがしますね。

さて、神保町から水道橋に向かう途中に、「奥野カルタ」さんがあります。
ここは、小倉百人一首や花札に代表される日本の古くからのカードゲーム・・・珍しいものも沢山おいてあるので、見ているだけでも面白い店です。

今回目についたのは、花カルタ・・・一般的に花札と呼ばれていますね。
以前、鬼太郎花札を紹介しましたが、私は大の花札好き・・・これは小さい頃から親父から伝承されています(笑)新人時代の現場の昼休みには、職人さんたちとの交流にも大変約に立ちました。(大笑)

店内を見て回ると・・・
以前より探していた、「松井天狗堂」の花札があったので、即購入してしまいました。

松井天狗堂・・・日本で唯一の手摺りで花札を作っている店です。
現在の3代目ももう70歳後半・・・4代目は花札を作らないらしいので、本当に貴重な逸品・・・ネットでのなかなか買うことができなかったのでラッキーでした。

花札は、国内で「任天堂」「松井天狗堂」「田村将軍堂」「大石天狗堂」の4社で作っています。
多分一番メジャーなのは、任天堂ですね。
当然箱には社名が入っていますが、桐の札に会社名が書いてあるので、どこのものかそこで確認できます。

今回、この松井天狗堂は、やはり基本的な絵の構図は他社と変わりませんが、色の入り方が全然違います。坊主は独特かも知れませんね。梅やもみじの札には歌が書いてあります。

桐箱入りで7350円・・・手摺り 敷島 奥野カルタと書いてあるので、この店別注品でしょう。
総手摺りを考えれば安いものです、額に入れて飾ってもいい・・そんな逸品です。