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深海魚の「リュウグウノツカイ(竜宮の使い)」が1月の中旬に青森県の陸奥湾で水揚げされたとニュースや地元の新聞で報道されていました。
保管先の浅虫水族館のHPを見たら、今日・・1日だけ公開するというので、行ってきました。

HPでは10:30から・・・と書いてありましたが、準備もあるだろうと早めに到着したら、予想通り準備作業から見ることが出来ました。

今日の天気は、午後から荒模様なので、屋外での展示は少々厳しいかも知れませんね。
私は、これを見せていただいただけで、水族館には入らず、さっさと戻って着ました。


さて、このりゅうぐうのつかい・・・・深海魚です。
太刀魚みたいな感じですね・・・でもHPを色々検索していると、実際食べた人がいるみたい・・・でも不味かったらしいです(笑)


私は、確か小学生の頃だったかな・・・この魚が、相模湾で目撃されると、大地震や富士山爆発する・・・なんていわれたりして、物凄く印象に残っていた魚です。

当時、百科事典にもこの魚のことは詳しく書いていなくて、本当に幻の魚でした。

90年代に入り、泳いでいる映像が出たり、頻繁に陸に打ち上げられたりして、そのマニアックさは少々薄れた感じもありますが、それでも未だその生態は良く分かっていないそうです。

今回陸奥湾で上がったものは約4m、話を聞くともう少し小さいものは年末にも上がっていたそうです。
同時期、北陸方面でも上がったとニュースで言っていましたが、ちょっと話題の魚かも知れませんね。
地元の漁師さんが、浮遊しているところをモリで一突きしたそうです。

まるで蛇を思わせる長さ、全体的に銀色に光り、ウロコは見当たりません。
大変薄っぺらいさかなで、口に特徴があります。
閉じていると口は上向きですが、下が割れています。
話を聞くと、両サイドに開き、上向きの口が開くらしく、物凄く大きく開くようです。

静岡にある東海大の水族館などにも大きなホルマリン漬けの標本がありますが、脱色して白く、今回の様なリアルな色で真近に見られることは大変貴重な体験でした。

この魚は、今日の公開後北海道の大学に送られ、調査されるそうです。

りゅうぐうのつかい・・・なんて幸運を呼ぶ魚なのか、それとも大地震の予兆なのか・・一対どちらでしょうね。
でも水深の浅い、陸奥湾にいるなんて、ここも大変興味深いですね。

この魚は10mぐらいにまで成長するそうです。
むかしから有名な写真で、10mを越すものがありますが、こいつはちょっと怪しい気もします。