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岩手県北部に久慈(くじ)と言う町があります。
何故急に…久慈、
この週末は、正月帰省のお土産でも・・・なんてぶらぶらとドライブがてら何処に行こうかと考えていたら、ふとこの町・・・最近行っていないなあ・・なんて思ってしまいました。

ここは、以前紹介した琥珀の産地としても有名な町。
町全体として物凄く静かで長閑な印象です。たしか石油の地下備蓄基地もあったかと思います。

この地は、昔より良質の砂鉄が取れ、たたら場としても有名だったそうです。以前は川崎製鉄がありました。
考えてみれば、ちょっと南下すると、新日鉄釜石で有名だった釜石もありますね。
この界隈は昔から鉄には縁があったのしょうね・・・詳しくはまた調査したいです。

今年は、年頭より竹細工に嵌ってしまい・・・ちょっとご無沙汰ですが、鍛冶屋の名工 戸草内源光師も隣町の軽米町でした。鍛冶屋めぐりの復活は??
軽米も良質砂鉄が取れたらしく、磁石を腰から下げて砂鉄を捕った逸話を聞いたことを想い出します。

久慈は、その他に陶器の小久慈焼も有名です。
大変歴史があり普段使いの焼き物としても素晴らしい窯元ですが・・・その窯元の横に今回紹介する砂鉄鍋を作る工場があります。
以前はTVなどで紹介されたようですが・・・・
良質な砂鉄を使い、てんぷら用鍋やすき焼き用鍋を作っています。
工場で商品を選び、窯元で支払う・・・システムになっています。

私は、もう5年以上前になりますか・・・ここですき焼き用鍋を買いました。
28φの大きさなので、3人家族には十分です・・・・・評判通り、1cmも板厚があるので熱の伝わりが均一で、冷めにくいと実感しました。肉類が美味しく焼けます。
キャンプでも、七輪で焼肉やステーキをやる時も最高の出来を保証してくれました。

しかし、我が家はそんなに頻繁にすき焼きもやらないし…また私が単身で青森に来てしまいキャンプも・・・・そうなると、この宝物を保管する自宅では・・・この鍋の特徴である1cmの厚み・・・・この厚みのおかげで物凄い重さとなり・・・また鉄=錆びの問題・・・最近では、全てテフロンコーティングの鍋を使っている我が家では・・・段々と使わなくなり、今ではその存在も怪しい状況になっています。思えば、最近全然見ていないです(汗)

今度の帰省時は、ちょっと使ってあげないといけないかも・・・・なんて思っています。
たまには家ですき焼きもいいでしょう・・