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私にとっての一戸町はやっぱり、竹細工ですね。
鳥越地区のすず竹細工は、私の生活の一部にもなっています。

以前より、一戸在住の岩手県技能士のおばちゃんに細工ものをお願いしていたので、近くに来たついでに電話してみると・・・・今年は良いすず竹が取れないので、作れないとのことでした。
まあ道具としての使い勝手は当たり前ですが、芸術性も高みに達した名人だけに、こればかりは自然相手だし、気長に待つしかないですね。
多分1年以上待つのでしょう。来年のこの時期がどうなっているか・・・ですね。

ちょっと残念な回答だったので、定番のもみじ交遊舎を覗いてきました。

以前作ってもらった、二十五行李をまたお願いする予定もあったので・・・・・、しかし、すず竹不足は深刻の様でした。
当然、二十五行李クラスの大きさを作る材料は無く、来年の秋以降じゃないと無理とのことでした。
それと・・・今年の冬をどうするか、深刻な状況の様です。
やはり温暖化が原因なのでしょうか?

一戸と言う土地は、豪雪地はないものの物凄く冷える土地、そんな厳しい自然と向き合う場所なのに、最近では四季を感じなくなったと言います。
体感的にも強烈な寒暖差を感じなくなった様です。
それは、私も同感…年々青森での生活が楽になっていく感じがします。

冬が暖かい・・

毎度ここに来ると、色々と世間話や、地元情報が得られるので、私にとってはとても有意義な場所・・・・毎回sさんとは、長々話してしまいます。

今回、そんな話の中で話題になったのは、中…製の事です。

ここに訪れる客には、…県…で売っていたものは、こんなに安かったとか色々言われるそうです。
多分、中…製ですね。

でも確かに安いけど、自然の竹には無い臭いがしたり、材料事体が弱かったり・・・・でも…円shopで買った感覚なら、それで十分、そんな感覚だと思います。

でも、食品に農薬が混入…それも微量でも問題にするのに、ではこのような竹細工、多分外国ものなら当然消毒は絶対に行っているでしょうね…そんな容器にお握りなんか直接入れる場合、じかに触れますね・・・神経質に考えると、洗っただけでは怖い気がします・・・・なんて、こんな話まで発展しました。
なので、極力地物でまかなっているって言っていました。

こんな田舎でも、中…製問題が広まっているんですね。