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私は、子供の頃から縄文・弥生文化が好きで、遺跡や古墳には良く行っていました。
有名なところで、静岡の登呂遺跡や埼玉のさきたま古墳など・・・・
それに、私の祖父の家も、一帯が遺跡・・・遺跡の中に家があった感じ・・・だったので、庭には普通に縄文土器や矢じりなどが落ちていて・・・小さい頃から慣れし親しんでいたからかも知れません。

なので、将来は考古学に・・・なんて夢を持っていた時期もありました。

この年になって・・・遺跡、土器などと聞くとときめいてしまうんですね。
これは我が娘も似たところあると感じます・・・

青森では、三内円山遺跡が有名ですね。日本の歴史を変えたところですから・・・
ここには何度も訪れているので、今回は一戸にある御所野遺跡に行ってみました。

広い公園内に博物館があり、この界隈で発掘された土器などを観る事ができます。

縄文時代中期から後期と言ったところ、三内円山遺跡よりも若干新しい時代のものです。

ここでの目玉はやはり、亀ヶ岡文化を象徴する、縄文後期の蒔前、山井遺跡の出土品ですね。
有名なものにこの「鼻曲がり土面(国重要文化財)」があります。

蒔前遺跡から出土した土製の仮面で、顔全体がゆがんでいます。顔の両端には紐通しの穴が空いていますが、右側は貫通していません。祭祀に用いられていたものと考えられています。
縄文時代の鼻曲がり土面は全国で5例しかなく、岩手県北部から青森県東南部にかけての地域でだけ見つかっています。

皿型土器なども綺麗な形で出土しています。

そして遮光器土偶・・・津軽の亀ヶ岡遺跡が有名ですが、この界隈でもしっかり作られていますね。

規模は小さいですが、なかなか見所あり・・・の博物館です。
しかし、場所柄・・・有名な訳でもなく、客が殆どいないのが残念ですね。
青森。岩手にはこの様な、大変立派な施設が沢山あるのですが、殆ど利用者がいないのが本当に残念に思います。