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私は、一応現在では下町って呼ばれるエリアに入る(本当は違うけどね)足立区で育ったこともあり、縁日ってものは普通だったので、そこで買い食いするのも当たり前だった。
まさに、なぎら健壱氏の名著「下町小僧」にも詳しく書かれているが、縁日が物凄く楽しみだった。
そこで食べる駄菓子や焼ソバ類は、子供ながらに最高の味だと思っていた。

今年の鶴が岡八幡宮での初詣でも、当然のごとく出店が並んでいた。

かみさんなんかは、出店の食品をきたないとか美味しくないなどと決め付けているので、そこで食べることは絶対にない・・・・が我が娘は・・・・やはり小学生、興味が出るのは当然!!

かみさんに聞けばだめって言われることがわかっているので、無駄な問いかけはせず、この様な状況では必ず私に聞いてくる。

「ねえ、パパ、りんご飴って美味しい?」それは、食べたいって言っていることがすぐに分かる。
「ためしに食べてみな」とかみさんに聞かれない様に、速攻で店の前に走って行き、買ってしまえば、もうこっちのもの(悪い父親だ)

やっぱり、見た目で判断してはいけない・・・と私は思う。子供にもそのように教育している。
どんなものでも経験が大事だ・・・と、こんな時に父親を発揮する訳ですが・・・

うれしそうに買う娘、横で微笑む私、なんと素晴らしい光景・・・・と思いけや
「パパ、美味しくない、あげる・・・」ここで形勢は一気に逆転!!
「だから言ったでしょう・・」とかみさんの逆襲にあってしまうことに、なんとも悲しい・・・

そんなにまずくないのになあ・・・と私が全部食べることに。
もう彼女は、二度と縁日で・・・欲しいといわないだろうなあ・・


懐かしいといえば、銀杏・・・ここは有名なイチョウもあるしね。

銀杏と言えば、私が小学生の頃、明治神宮外苑で銀杏を沢山拾って来たことがあります。
沢山と言っても、米屋にある紙の米袋に半分以上入れたので20キロ以上はあったと思う。
あの臭い果肉付きだったから手も痒かった。
でも美味しい銀杏のためと頑張った。

やっとの思いで家に到着、車の中も銀杏臭で凄かった・・
とりあえず玄関において、果肉を洗う準備・・・これがまずかった。

そもそもいくら丈夫とは言え、水分を含んだものを長時間入れておけば、紙は当然弱くなる。
そうです・・・準備万端ってことで袋を持ち上げたら、見事に紙は破け、20キロもの銀杏を玄関にばら撒いてしまった・・・・想像通りです。
物凄い臭い・・・まるで便所・・・・それ以上です。
洗ってもなにしても、全然消えない匂い、半年以上も残っていましたね(笑)