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本年一番始めのクラッシック音楽投稿です。

最近、想い出したように夜寝る時に聴いています。家族にも、良い眠りを誘うと好評です。
ヨハン・セバスティアン・バッハの無伴奏チェロ組曲です。

この演奏と言えば、まず頭に浮かぶのは、パブロ・カザルスですね。誰もがそうでしょう・・・
想い出せば、大学に入ってその教室の中にチェロをやっている友人がいました。
やっと買ったんだ・・・・と、カザルスのLPをテープに落してくれて、私も通学の電車の中で良く聴いていました。

チェロといえばカザルスと言われるぐらい有名な人、演奏もとても素晴らしかった。
当然私の愛聴盤でしたが、チェロには大変縁があるもので、会社に入ると、またチェロをやっている人がいました。彼曰く、カザルスも大変素晴らしいが・・・私はこっちと薦められたのが、フルニエだった。

いやあ驚きました、フルニエ・・・優雅で気品のある演奏、私はこれだ・・・と思いました。
以来私は、この無伴奏はフルニエしか聴いていません。
完全にフルニエの演奏の方が、私の好みと一致したのでしょうね。

チェロは、ほんとうに心地が良い音ですね。
ヴァイオリンでは少々音が高い(曲にはよると思いますが、一般的に)ので、眠りを誘うにはちょっときつい・・・感じがします。
この無伴奏は、本当に心に響く音、バッハがどのような状況で作曲したか不勉強で分かりませんが
私は、この曲を聴くと、冬、暖炉に火が灯り・・・静かな海辺のロッジに佇む風景がいつも浮かんできます。本当に聴いていて飽きない、自然と身体に入ってくる曲ですね。バッハの凄さを改めて感じます。