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イタリアの海賊版の老舗ジョーカーのCDです。
カラヤンが1950年代に演奏したモーツアルトを集めています。
1曲目のジュピターと3曲目のピアノ協奏曲20番が同じ日の演奏です。
ピアノはケンプが弾いています。
ジュピターはカラヤンらしい演奏ですね。颯爽としています。が後年のベルリンの演奏より少々重い感じがあり、流石フルトヴェングラーから引き継いだ直後って感じます。
ケンプのピアノも、とてもいい演奏です。先日紹介したハスキルと同様ですね。
なぜこの曲を正規録音をしなかったのか、本当に不思議です。

そして2曲目のハフナーですが
これは注目ですね。
カラヤンがフルトヴェングラーの代役として演奏したアメリカ公演の実況ですね。
データにはワシントンと書いてあります。記録としての価値もありますね。
音は貧弱なんですが、私はこのハフナーの演奏大好きなんですね。

なかなか面白い演奏を集めたCDです。
この辺がジョーカーの憎いところですね。