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神保町の輸入系を専門に扱うレコード店で、トスカニーニの新譜が入ったので薦められたレコードの中に偶然入っていた曲で、当然外国版だったので題名を読んでもヴォエヴォーダ???良く判りませんでした。

2枚組みだったのですが、大きく1941年4月19日と1951年11月17日の実況録音に分かれていてチャイコフスキーだけを集めたものでした。

1941年には、今回紹介する地方長官と交響曲第6番「悲愴」が入っていて、1953年には組曲「くるみ割り人形」とピアノ協奏曲第1番が入っていました。
1953年版は別の機会に紹介しますね。(協奏曲はディスコグラフィーには記載なし)

その1941年の演奏の中に、「地方長官」序曲が入っています。
とても全体的に地味な曲調ながら良いメロディーなので、印象に残る曲です。
私は、購入後毎日の様に聴いていました。
チャイコの自伝を読むと、色々と経緯のある曲のようですね。
なぜ、トスカニーニがこの様な曲を指揮したか、疑問も残ります。

この曲は、後年CDで発売になりましたが(多分同じ演奏だと思うのですが)、それぞれデータが微妙に違っています(CDでは4月12日になっている)。多分ディスコグラフィーにも載っていないので4月19日が正解なのでしょう。今回のレコ芸も19日になっているし、ディスク番号はレリーフCRCB10010なので、所有ディスクと同じだし間違いなんですね。


昔からイタリア製は、レコード盤の質も悪いし、適当な表記だったりすることが多かったのである意味納得ですが・・・・。