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カラヤンを知ってクラッシック音楽にのめり込んだのですが、高校になるとちょっと他の指揮者にも興味が出てきました。
そこで嵌ってしまったのがアッバードでした。
彼がロンドン交響楽団を振っていた時代です。

個人的にアッバードはロンドン時代が一番良かったと思います。
80年代前半にロンドン交響楽団と来日公演で、マーラーの交響曲第1番を演奏していましたが、エアチェックしたテープを毎日の様に聴いていたのが懐かしいですね。

ロンドン交響楽団は、ベルリンフィル、ウイーンフィルと比べると、格が違うオーケストラですが、物凄く良い演奏をしていましたね。

彼が、カラヤンの後任としてベルリンフィルの監督になった時は物凄く嬉しかったですが、時間が経つにつれちょっと・・・・違和感を感じていました。
音楽監督後半は体調不良もありましたが、私の個人的な意見では、彼は超一流と呼ばれるオーケストラを振るより、その下のレベルのオケを振った方が、力を発揮する感じがします。

さてこの曲は、アッバードが新譜を出したから何も考えず買ったもので、当然初めて聴くものでした。
ロンドン交響楽団とのノリノリだった時代の演奏です。
アッバードの鋭い指揮が冴え渡っています。
ストラビンスキー特有のリズムも、アッバードの素晴らしい解釈で大変聴き易い曲に仕上がっています。

ストラビンスキーの中ではこの曲が私は一番好きですね。