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この本は1984年来日に合わせて発刊されました。

前回の来日では家族を含めた写真集だったのですが、こちらはベルリンフィルの視点で書かれています。
当時のソロ奏者を中心にまとめられ、ベルリンフィル好きには堪らない本ですね。
シュバルベ、ブランディス、カール・ハインツ・ドゥーゼウーテシュ、ツェペリッツなど・・・
演奏時とは違ったソリストの姿が、自然に撮られています。

本番までのリハーサル、楽器の手入れ、そして出番までの準備・・・と舞台裏の大変さが堪能ですます。
この時期カラヤンが一番好んで演奏していた、アルペンシンフォニーのリハーサル時の内容が詳しく書かれ大変興味深いです。

しかしこの本、当時の学生の分際では、6800円は物凄い出費、レコードなら2枚は買える値段だっただけに、買えませんでした。当然ですね。
この本は、後年神保町の音楽関係の古本屋、古賀書店で買いました。でもあまり値引きされていなかったので、やはり貴重な本だったと思います。