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トム・クルーズ主演の映画「トップガン」の大ヒットによってフライトジャケットの人気が加速し、いまでは定番の防寒着になっていますね。

映画でトムは、「G-1タイプ」の皮ジャンを着ているのに、実際流行ったのは不思議とナイロンの「MA-1」でした。

やはりG-1、当時大変高価だったので、比較的安いMA-1に飛びついたのかも知れません。またその当時、軍で着ていたジャケットは、より耐火性等を上げたCWU―36(首部がリブ編みではなく襟のタイプになっているのが大きな特徴)を採用していて、当然店頭にも並んでいましたが、こちらはあまり大衆化しなかった様です。

実は私はこの大ヒットの前からMA-1が好きでした。
スティーブ・マックイーン主演の映画「ハンター」で彼が着ていたMA-1これを観てです。
当時両親に無理を言ってアメ横のミリタリー系アイテムの聖地「中田商店」で多分アルファ社?(コリンズだったかも知れません)の製品を購入し、着ていました。
しかし、当時はマニアックな人たちには判るものの、一般には普通のジャンバーと認識されて、目立つものではありませんでした。

トップガン以降、MA-1の存在が大きく変わりましたね。
このジャケットの人気は物凄く、黒い色まで出たり、物凄い粗悪品なども平気で販売され誰もが必ず着ている・・・ぐらいになってしまって、逆に私は着なくなってしまいました。

その後、本物志向が高まって「リアルマッコイ」や「バズリクソンズ」などからよりマニアックな年代別のMA-1やマックイーンのハンターモデルまで発売され、マニア心を擽りました。しかし、本物に近づけば値段も上がり、購入しづらくなったのも確かですね。

現在!!
私は昔からやはり軍支給メーカー・・・と言う言葉に弱く、アルファ社に拘っていて、現在はもう購入後10年以上経ってしまいますが、MA-1の初期モデルといわれるM‐15Dを着ています。いい感じによれていますね。