ディスニー映画:ファンタジア2000で導入され、ちょっと有名になった曲ですね。

私は、この映画を見るまで聴いた事がありませんでし、曲の存在すら知りませんでした。

ショスタコービッチ一連の交響曲からはちょっとイメージ出来ない感じの曲です。
なんともロシア音楽の基本は残りつつ、ジャズっぽい響きがありますね。
冷戦前のソビエトでこの様な音楽があったのかと思うと、ショスタコービッチの凄さを改めて感じます。
ピアノ協奏曲第1番も2番よりもっとらしくない感じです。

早速CDを探しましたら、なかなか店頭にはありませんね。
ピアノ協奏曲は、やはり大変マイナーな曲なので仕方ないですが・・・・・。

やっと見つけた1枚、これがなんとピアノをショスタコービッチ本人が演奏しているものでした。
そして指揮が、アンドレ・クリュイタンス(ベルギー出身のフランス音楽の名手ですね)のパリ国立で、これまたびっくりです。
競演するならムラビンスキーって、普通は考えますよね、物凄く面白い組合せです。
録音は少々古いですが、演奏はいいですよ、早いテンポで軽快な感じでとても聴きやすいです。