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これも古い話ですがスイスレリーフのレコードで、トスカニーニが指揮していたので知った曲です。
こんな曲演奏しているんだ・・・って感じで買った1枚です。

ハイドン、モーツアルトもそうですが、彼らはあまりに交響曲の作曲数が多いので、後期ものか、表題がついてものじゃないとなかなか聴かないですね。

この曲は、番号で言えば前期ものですが、「ホルン信号」と表題がついて入る様に、軽快なホルンのファンファーレから曲がはじまリます。
ハイドンがホルン4本をつかった曲は物凄く珍しいので、そう言う点からも注目すべき曲だと思います。

R・シュトラウスのホルン協奏曲と同様にホルン吹きには難曲の1つの様です。
ホルンといえば響き・・・ですが、この曲はどちらかと言うとホルンが全面に出る感じ・・・トランペットの様な使い方なので、トスカニーニに様に颯爽と軽快な演奏だと、気持ち良く聴くことができます。
そんな意味でトスカニーニの演奏は、この曲にぴったりなのかも知れません。
とっても良い曲ですし、良い演奏です。

《対象ディスク》
トスカニーニ NBC交響楽団 1938年10月29日 8H録音