その頃テニスと言えば、ビヨン・ボルグとジミ-・コナーズ2人の時代でした。
男はボルグ、女はコナーズって感じにファン層が完全分れていました。
残念ながら日本人は、世界レベルではありませんでしたね。
ボルグ・・・・、ウインブルドン連覇、あの風貌も相まって神様的な存在でした。
当時彼が着ていた「フィラ」のウエアーや「ドネー」のウッドのラケット(市販されているラケットにもボルグの名前が入っていましたね)は、当時「ヒットユニオン」「ジェレンク」「ミズノ」などのメーカーしか着ることが出来なかった私にとっては、「アディダス」や「プーマ」を超える高嶺の花でした。
それに地元のスポーツ店でも売ってもいない・・・・。
最近では、「フィラ」なんかはもう一般的なメーカーで、何処でも買うことができます。
ドネーは、ボルグ以降アガシなんかも使っていましたが、誠に残念ですが今では完全に消滅しています。アガシ時代前に買ったラケットを大事に保管しています。(写真はhttp://www.sportsclick.jp/tennis/09/index03.htmlから無断借用しました申し訳ないです)
さてそのフィラですが、あのボルグが着たウォームアップジャケットが憧れでした。
数年前にフィラが、ボルグ仕様のジャケットを再販した時にはもうすぐ飛びつきましたね。
当時と比べ、「胸にBJの文字がない」こと、「紺地に白い線が入っている」ことなど、本物と比べ微妙な違いはありますが、当時の雰囲気十分にカバーしています。
これを着ていると、良く「ボルグ?」って声をかけられてします。私と同じかそれ以上の世代が多いですが、当時同じ想いだったんでしょうね。