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小学館が発行している「ラピタ」と言う雑誌に約4年間掲載していた「ニッポン鍛冶めぐり」をもとに構成された本です。ラピタの取材では100件以上の鍛冶屋を巡り、その中で野の匠が鍛える道具と言う視点で22件に絞って出版されたものの様です。
私もラピタを定期購読していた訳ではなかったので、鍛冶屋特集があること程度は知っていましたが、この様に本になると、全ての記事を読みたくなります。

もともと、手仕事や伝統工芸って言葉に弱いので、刃物、陶器、漆、民芸品など国内を問わず集めてしまう悪い癖ですが、特に刃物はこの本に刺激されました。

自宅は関東ですし、単身赴任先は東北と言うことで、直接店を訪問できるところが限られてしまうのですが、この本を参考に色々回っています。散財品の欄でも紹介していますが、今までに行った店は
青森県 弘前市 二唐刃物鍛造所
岩手県 盛岡市 坂本刃物農具製作所 です。
そのほかに、手紙を送って注文したのが
鹿児島県 西之表市 牧瀬本種子鋏製作所 です。
関東では、茂木と万場にもあるみたいで是非行きたいと思っています。

近所の鎌倉にも正宗と言う鍛冶屋がありますが、これは別の機会に紹介します。
料理好きって沢山いると思いますが、結構包丁はステンレス製を使っている人が多いと思います。確かにステンレスは錆びないので便利ですが、鉄は切れ味が全然違います。使って、研いで・・・この繰返し、慣れると堪らなく面白いですよ。是非!!