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クライスラーの演奏を聴けること、これだけでも奇跡に近いです。
歴史上の人物・・・・まさに大巨匠ですね。
彼が演奏したものは色々な録音が残っているとみたいですが私は、下記の2曲入りのCDを愛聴しています。
ベートーベン バイオリン協奏曲 Op.61
メンデルスゾーン バイオリン協奏曲 Op.64
クライスラーは言わずと知れた、作曲者、演奏家ですよね。
もうこの演奏は、録音の古さなど関係ありません、感動の一言です。
テクニックは、巨匠ハイフェッツと双曲だと思いますが、テクニックの凄さをこれでもか!!と見せ付けるハイフェッツに比べ、クライスラーは、テクニックの凄さの中に柔らかなニュアンス・甘い感じがあります。どちらも恐るべき名演奏家ですが、この時代の演奏家のレベルの高さに驚きます。
この2人は、ライバル視以上のなにかがあったみたいですね。
クライスラーが作曲した作品は大変美しいですが、彼自身は相当の毒舌家だったようで・・・・

この2曲は1926、1927年の録音です。
指揮者がレオ・ブレッヒ、ほぼトスカニーニと同時代の大指揮者です。
ブレッヒの数少ない演奏としても大変貴重な演奏です。