フランスの作曲家のオネゲルを知っている人は相当な通ですね。
私もカラヤンが1984年にライブ演奏するまでは、全く知りませんでした。

いきなり力強いトランペットの不協な音で曲が始まります・・・・、全体を通して微妙な曲調に驚き、楽しんで聴くより聴いていて苦しみを覚えたりもします。
少なくても、1日の疲れを取ために聴くなんて部類の甘っちょろい曲ではないですね。
聴いたら余計疲れてしまうかも。

数々のクラッシック音楽に聴きなれた貴兄が、刺激を求めて聴いてみようと思う曲だと思います。
フランス人作曲家と言えば、ドビュッシーやラベル・・・・このイメージで聴くと度肝を抜かれます。
例をあげれば、ショスタコービッチの曲に近いって感じですか・・・私はそんな印象ですね。

カラヤンは60年代にこの曲をレコーディングしています。好きだったんですね。
団員との不仲をささやかれている84年のライブは、カラヤンらしくない冷たい響きが印象的ですが、恐ろしいまでに完璧な演奏だと思います。

数ある他指揮者の演奏の中で完全に圧倒しています。
ちょっと変わった曲が聴きたいなんて感じの人にはお奨めかも。
私は大好きな曲ですが、興味があれば聴いてみて下さい。