なんともこの題名から、聴いてみようと思うのはかなりのクラッシック通だと思います。
少なくても私は聴きたいと思いませんでした。
プロコと言えば、カラヤンが交響曲の5番を演奏していたので、知っていたのはその曲ぐらい(あと1番もありますが)、それ以外の曲は、彼も指揮をしていないし、あまり興味がありませんでした。

先日、プロコの曲がちょっとした話題になり、私が数曲しか聴いたことがないと言うと、後輩がこれを聴いて下さいと、キージェ中尉のCDを数枚貸してくれた。

この「キージェ中尉」5つの曲で構成されています。全てが短いので全曲を通して軽く聴けます。
1.キージェの誕生
2.ロマンス
3.キージェの結婚
4.トロイカ
5.キージェの葬送
となっていて、物語の背景はネットで検索すると(ここでは書きませんが・・・)物凄く面白いです。。

さて、肝心の演奏ですが、アッバード、小沢など一度に色々聴きましたが、この中で1番感動したのは
ジョージ・セル指揮 クリーブランドの演奏でした。
精密機械といわれたセルの指揮ですが、まさにそれを証明する演奏ですね。初めて聴いた時は本当に驚きました。独特なリズムの曲ですがテンポも良く、オーケストラの正確さには驚きます。
まさにクリーブランドの黄金期の演奏だと思います。彼の最晩年の演奏なんですね。これまた驚きです。