秋田県の北部 鹿角(かづの)に花輪と言う町がある。
この町は、周辺の川や山から良質の砂鉄が採れ、燃料の松炭は隣接の九戸地方から供給できる、まさに鍛冶屋が発達できる環境にあったエリアだったようだ。
北東北交流誌「トリコロール」の特集を参考に「菅原鍛冶」を尋ねてみた。
工房はあいにく閉まっていたので、記載にある朝市に行ってみることに・・・・・。この時期の朝市は、りんごなどが沢山ならび大変活気がある。目的を忘れて色々な店を見て回った。
菅原さんを見つけ(写真にある人と同じ顔でここだと判断)、この菜切り包丁を頂いた。
秋田弁で色々をお話頂いたが、半分以上理解できたか?・・・・いつでも研いだり修理したあげるよと携帯電話番号を書いた紙も一緒に頂いた。
手打ちを感じる造りは、握ってみて、野菜を切って・・・・まさに日常の道具として最高の1品となった。
この街はまだまだ面白いところが沢山ありそうだ・・・・