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昔からモーツァルトと言えばブルーノ・ワルター・・・・と言われるぐらい彼のモーツァルトは素晴らしい。その中でもこの40番は彼が最も得意とした曲です。モーツァルトは前衛的な作曲家だったので、当時の楽器をイメージして作品を作っていなかったと思うんです、だから古典楽器を使った小編成のサロン風の演奏は違うと私は思います。ワルターの比較的速めで、ダイナミックな響きこそモーツァルトの求めていた音なんだと感じます。あのトスカニーニですら、「モーツァルトの曲はとても冷たいく演奏が難しい、40番はワルターを聴け、自分にはこのような演奏は出来ない」と言ったそうです。晩年のコロンビアの演奏が有名ですが、私はニューヨーク版が一番の愛聴盤です。

1.NBC版:トスカニーニの影響かとても力強い演奏です。
2.ウィーン版:辛口評論の宇野功芳氏がワルターのベスト盤と評した演奏。確かに素晴らしいです。
3.ニューヨーク版:ニューヨークはこの時代が一番良かった。本当に素晴らしい演奏です。