リブラ(Libra)という暗号通貨が話題になっているのをご存知でしょうか?
そもそも暗号通貨?ビットコイン?電子マネー?仮想通貨?・・・・。
何だかアヤシイ!不安!怖い! といったイメージがどうしても先行しますよね。
でも、暗号通貨の仕組み自体はかなり安定感・安心感があるのですよ。
というのも、報道でとりあげる「怖い」ニュースというのはそのほとんどが、取引所の問題なのです。
例えるならば「日本円」が怖いのではなく、お金を預ける「銀行」のずさんな体制がいつも問題になるといった具合です。
そして今回ご紹介するリブラは、世界がどれだけ暗号通貨に注目しているかという話でもあります。
そんなリブラについて早速、見ていきましょう。
暗号通貨リブラとは?
そもそも暗号通貨とは、ビットコインが代表例ですが、フィアット通貨(実際の通貨に対する呼称)と違い暗号化を施して、セキュリティを確保したデジタル通貨のことです。
そして今回話題となっているリブラは、あの米国フェイスブックが先導し、更にVISAやPayPal、eBay、Uberといった名だたる大企業も参画して構想されている暗号通貨です。
素晴らしい面々ですよね笑どれだけのビッグプロジェクトなのかみてとれます笑
ここまで大企業が参画しているビジネスですから、スタートは早いかと思いきや、まだまだ準備段階で様々な議論や批判もあるようです。
リブラ協会側としてはまず安心の根拠として、事務局をスイスに置き、指定する主要各国通貨を「資本」として準備拠出するため、その取引高は実質通貨と連動し、万一の時に保障されるそうです。
つまり「何かあってもキャッシュで保障されるから大丈夫」というわけですね。
また、リブラは設立趣旨として「発展途上国の国民や、低所得者が受けられない通常の金融取引を支援する」ことを主な目的のひとつとしています。
これは趣旨として賛同できますね。
一方、ビットコインもそうであったように、こうした仮想通貨は主に「投機」目的での使用がメインとなるため、その変動幅(ボラリティ)が大きく、リスクも大きいというのは定説のようです。
フェイスブックが実現にむけ本格始動
リブラを主導するのが、言わずと知れたフェイスブックです。
フェイスブックといえば今や世界最大のSNSとしてあまりにも有名ですね。
利用者はなんと24億人以上なので、全世界の3人に一人くらいが使っている計算に・・・。
いや、改めてすごいですよね(笑)。
そして、この利用者がリブラを使い始めたら、莫大な市場規模になりますよね。
ただし、フェイスブックといえどもそう簡単にこの構想を実現できるかどうかは不透明のようです。
やはり、各方面からそのリスクを指摘する声が多いようで、米国内でも議会(上院および下院)や規制当局にも反対論、慎重論が根強くあるようです。
これは、仮想通貨・暗号通貨そのものに対する警戒感の表れであり、フェイスブックはそうした懸念を払拭するため、巨額の資金を投じてロビー活動を展開し、また様々なセキュリティ強化施策も検討しています。
まとめ
・リブラとは、信頼性を確保した暗号通貨
・米国フェイスブックが旗振り役
・賛否両論あり、今後の展開はまだまだ不透明
新たな暗号通貨として注目されているリブラ。
しかし今後については、賛否両論あり、まだまだ先行き不透明のようです。
今後の展開に注目したいところですね。
『クレジットカードで購入できます!』
最後までお読みいただきありがとうございました。