読んでみました。
図書館の予約待ちが来なくて、簡単に借りれそうなもの。。。。ということで
以前から気になっていた三島4部作。
「春の雪」
春の雪 (新潮文庫―豊饒の海)/三島 由紀夫

¥660
Amazon.co.jp
映画化された作品ですね。映画を見て本を読んだので、すごくわかりやすかったです。個人的には一番楽しめました。
松枝清顕と綾倉聡子の道ならぬ恋と破滅、転生の始まりです。映像を読むように綺麗な情景が思い浮かびます。清顕は寺に入ってしまった聡子に会わせてもらおうと何度も月修寺に通う中病に倒れ、20歳を前に死んでしまいます。
本多に「きっとまた会うぜ、滝ノ下で・・・」と言い残し、夢日記を残して。
しかし、道ならぬ恋って言っても、清顕の不器用さが招いた、不幸。というか、不幸こそ「美」みたいな陶酔感にちょっとついていけず。。。
清顕の親友・本多はこの作品では傍観者にしかなれません。最後に関わろうとしますが間に合いません。
4作品は本多という観察者によって完成される転生の物語りなので本多を見ていくと面白いのです。
「奔馬」
奔馬 (新潮文庫―豊饒の海)/三島 由紀夫

¥740
Amazon.co.jp
清顕の転生・飯沼勲が主人公で、こちらは硬派な青年。志に死ぬことに自分の生き方を決めています。
勲は自ら信じる信念に従ってテロを起こそうとして、密告により未遂に終わります。本多は勲を救おうと裁判官を辞め、弁護士になりますが、勲は結局20歳になる前に自決してしまいます。
本多はここから清顕の転生に積極的に関わりを持とうとします。
しかし、ここに出てくる「神風連史話」が苦痛・・・神道なのですが、武士道とは死ぬことと見つけたり、、、でしょうか。
でもまだ読めます。
「暁の寺」
暁の寺 (新潮文庫―豊饒の海)/三島 由紀夫

¥620
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勲はタイの姫君・ジン・ジャンに生まれ変わっています。
幼いジン・ジャンには過去世の記憶があり、本多を覚えており、日本に連れて行ってくれと泣きながら頼みます。
成長して日本に留学してきたジン・ジャンには過去世の記憶はなく、本多はジン・ジャンを好きになってしまう・・・・
そして仏教理論が延々と続き、理解出来ず、苦痛です。
とここから変態路線爆発。
本多は弁護士の仕事で運良く土地と金を手に入れお金持ちになっています。そして、なぜか趣味が公園での逢引の覗き(涙)
積極的にジン・ジャンを手に入れようとがんばりますが、ジン・ジャンは本多の友人女性と同性愛。
それを覗き見る本多・・・・
変態が理屈をこねて心情を吐露してくれます。
おいおいおいおいおい。
そして、彼女も20歳前に蛇に咬まれて死にます。
「天人五衰」
天人五衰 (新潮文庫―豊饒の海)/三島 由紀夫

¥540
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3人目の転生の安永透は3つのほくろをきっかけに本多に養子に引き取られます。
透は自分が「悪」であることに陶酔しきっています。
本多は透が20歳を前に死んでしまう前に、俗物に落として自殺しないように教育しようとするのです。本多と透は同じ観察者としての資質を持っており、よく似ています。透は次第に本多を厭うようになり、本多の覗き趣味が世間に暴かれた後、本多から財産を早く取り上げようと画策します。
しかし本多の友人・慶子(ジン・ジャンの恋人だった)から自分が松枝清顕の転生だと思われて養子にされたこと、しかし贋物であるはずだと言われます。
自分を特別な人間だと思っていた透はそれを証明するかのように20歳になる前、清顕の「夢日記」を読んだあと、服毒自殺を図り、生きながらえ失明します。
そして狂女との生活にこもります。
本多は月修寺を訪れ、聡子に会いこれまでの転生の話をしますが聡子からは松枝清顕など知らない、といわれ、現実にあったことか?といわれるのです。
三島の描写力はすごいですね。
心情にしても風景にしても計算されつくしています。
もうちょっとちゃんと読めばいいのですが、あまりに長くてじっくり読み返すまではいきませんでした。
もう一度読み直すとまた別の視点も見えてきそうな、そんな奥深さを感じる作品でした。
他の本も読みながらだったので1冊に2週間近くかかったので約2月近くかかりました。
図書館の予約待ちが来なくて、簡単に借りれそうなもの。。。。ということで
以前から気になっていた三島4部作。
「春の雪」
春の雪 (新潮文庫―豊饒の海)/三島 由紀夫

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映画化された作品ですね。映画を見て本を読んだので、すごくわかりやすかったです。個人的には一番楽しめました。
松枝清顕と綾倉聡子の道ならぬ恋と破滅、転生の始まりです。映像を読むように綺麗な情景が思い浮かびます。清顕は寺に入ってしまった聡子に会わせてもらおうと何度も月修寺に通う中病に倒れ、20歳を前に死んでしまいます。
本多に「きっとまた会うぜ、滝ノ下で・・・」と言い残し、夢日記を残して。
しかし、道ならぬ恋って言っても、清顕の不器用さが招いた、不幸。というか、不幸こそ「美」みたいな陶酔感にちょっとついていけず。。。
清顕の親友・本多はこの作品では傍観者にしかなれません。最後に関わろうとしますが間に合いません。
4作品は本多という観察者によって完成される転生の物語りなので本多を見ていくと面白いのです。
「奔馬」
奔馬 (新潮文庫―豊饒の海)/三島 由紀夫

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清顕の転生・飯沼勲が主人公で、こちらは硬派な青年。志に死ぬことに自分の生き方を決めています。
勲は自ら信じる信念に従ってテロを起こそうとして、密告により未遂に終わります。本多は勲を救おうと裁判官を辞め、弁護士になりますが、勲は結局20歳になる前に自決してしまいます。
本多はここから清顕の転生に積極的に関わりを持とうとします。
しかし、ここに出てくる「神風連史話」が苦痛・・・神道なのですが、武士道とは死ぬことと見つけたり、、、でしょうか。
でもまだ読めます。
「暁の寺」
暁の寺 (新潮文庫―豊饒の海)/三島 由紀夫

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勲はタイの姫君・ジン・ジャンに生まれ変わっています。
幼いジン・ジャンには過去世の記憶があり、本多を覚えており、日本に連れて行ってくれと泣きながら頼みます。
成長して日本に留学してきたジン・ジャンには過去世の記憶はなく、本多はジン・ジャンを好きになってしまう・・・・
そして仏教理論が延々と続き、理解出来ず、苦痛です。
とここから変態路線爆発。
本多は弁護士の仕事で運良く土地と金を手に入れお金持ちになっています。そして、なぜか趣味が公園での逢引の覗き(涙)
積極的にジン・ジャンを手に入れようとがんばりますが、ジン・ジャンは本多の友人女性と同性愛。
それを覗き見る本多・・・・
変態が理屈をこねて心情を吐露してくれます。
おいおいおいおいおい。
そして、彼女も20歳前に蛇に咬まれて死にます。
「天人五衰」
天人五衰 (新潮文庫―豊饒の海)/三島 由紀夫

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3人目の転生の安永透は3つのほくろをきっかけに本多に養子に引き取られます。
透は自分が「悪」であることに陶酔しきっています。
本多は透が20歳を前に死んでしまう前に、俗物に落として自殺しないように教育しようとするのです。本多と透は同じ観察者としての資質を持っており、よく似ています。透は次第に本多を厭うようになり、本多の覗き趣味が世間に暴かれた後、本多から財産を早く取り上げようと画策します。
しかし本多の友人・慶子(ジン・ジャンの恋人だった)から自分が松枝清顕の転生だと思われて養子にされたこと、しかし贋物であるはずだと言われます。
自分を特別な人間だと思っていた透はそれを証明するかのように20歳になる前、清顕の「夢日記」を読んだあと、服毒自殺を図り、生きながらえ失明します。
そして狂女との生活にこもります。
本多は月修寺を訪れ、聡子に会いこれまでの転生の話をしますが聡子からは松枝清顕など知らない、といわれ、現実にあったことか?といわれるのです。
三島の描写力はすごいですね。
心情にしても風景にしても計算されつくしています。
もうちょっとちゃんと読めばいいのですが、あまりに長くてじっくり読み返すまではいきませんでした。
もう一度読み直すとまた別の視点も見えてきそうな、そんな奥深さを感じる作品でした。
他の本も読みながらだったので1冊に2週間近くかかったので約2月近くかかりました。