こんにちは。

ブログにお越しいただき

ありがとうございます。

 

本業は、ビジネス能力開発者。

企業研修や個人セッションで

その人が一層活躍できるようにサポートしています。

 

2021年1月から

認知科学をベースとする凄腕コーチの

マネージャーもはじめました。

 

こっちはどんどん忙しくなり、

パワフルになり、

新しいプロジェクトも始動する予定、

さすがのコーチング力を

思い知っている最中です。

 

 

なんですが。

今日はそのへんはぜんぶすっ飛ばして・・・

 

 

「新しいテーマでお届けしたい!」

ってことで、勝手にはじめますちゅーちゅーちゅー

 

 

 

夜の街で生きるShunaくんの物語

 

『今度こそ、

僕は必ず転職をする』

 

vol.1

 

 

私がこの数年間にわたって、

漠然と、

でもけっこう強い想いを持って

描いていた活動があります。

 

それは

 

「成果を出してきたけど、

これからに向けてうまく動けない

接客業の人たち」

のNEXTキャリアをつくること。

 

NEXTキャリア??

 

これまでやってきたことを土台にして、

自分の仕事とか

働き方とかを

より望む状態にしていくこと。

 

それは、

 

今よりも上の職位に就いて

仕事を広げることかもしれない。

 

同じ会社内でも、

異動など役割を変えることかもしれない。

 

別の会社、業界への転職かもしれない。

 

 

その人が決めればいいと思います。

 

 

接客業の人たち??

 

販売や飲食など、

店舗でお仕事されている方がイメージです。

 

具体的には、

 

今の仕事でも

やるべきことはやって

ちゃんと結果を出していて、

会社から必要とされている人。

 

で、

 

今のままじゃダメだ、いやだ、変えたい

と考えている人。

 

で、

 

どうしたらいいのかわからない、自信がない人。

 

そんな接客業の人たちです。

 

さらに

私がサポートできるのは

30歳くらいまでの人たちだと思っています。

 

 

条件多いな、おい。

笑い泣き笑い泣き笑い泣き

 

 

そう・・・

これだけの条件があるのは

正直に、私の実力の問題です。

 

すみません・・・

 

 

それでも、こんな人たちに

「もっと多くの選択肢をもってもらいたい」

とは真剣に思っています。

 

 

ショボーンショボーンショボーンショボーンショボーン

このあたりは私の経歴や経験からのですが

シビアな実情は改めてお話させてください。

 

 

 

 

ただ、この想いを形にするにはどうしたら?

がぜんぜんわからず・・・

 

想いだけもって

動けないままに3年くらい経ちました。 

  

 

 

そんな中で、

私の想いを形にするために

ご一緒できそうな方と出会いました。

 

 

今から約1ヶ月前。 

知人のTくんの紹介でした。

 

私の想いを聴いたTくんが言いました。

 

 

「友人が転職したいようです。

繁華街でキャッチをしているんですけど、

どうでしょう?」

 

 

店舗で接客をしている人たちをイメージしていたので

「キャッチのお兄ちゃん?

ちょーっと想定外だぞ」

と思いました。

 

が。

Tくんにお話を聴く限りでも、

どうも一般的にイメージする

キャッチのお兄ちゃんとは違うらしい、

とすぐに気づきました。

 

Tくんにお願いして、

まずはZOOMでお話させていただくことにしました。

 

 

そうやって出会ったのが

これからはじまる物語の主人公

Shunaくんでした。

 

 

彼は

 

とても礼儀正しい。

人なつっこい。

謙虚で素直。

 

今の自分に対して

「このままじゃダメだ!」

と強い危機感をもっている。

 

そんな人でした。

 

 

10年前、学生だった彼が

キャッチの仕事をはじめた理由。

 

それは

大学に通うために借りた、

奨学金を返すためでした。

 

そのキャッチの仕事は

彼にとって

とても幸運な仕事であり、

かなり不運な仕事でもありました。

 

どういうことかというと。

 

Shunaくんには

キャッチとしての

「才能」があったのです。

 

だから、

奨学金はあっという間に返済できました。

 

一方で、

気づけばあっという間に本職になりました。

 

やりたくてやったわけではない仕事。

恩恵もあったけど、

抜けられなくなった。

 

才能があったために。

それが真実でした。

 

 

Shunaくんは毎夜 繁華街に出ていますが

よくいるキャッチのお兄ちゃんのように

「1時間●●円で、いかがですか?」

「☆☆の女の子いますよ」

みたいな道行く人に声はかけません。

 

必要ないんです。

 

お客さまのほうから

バンバン電話がかかってくるから。

 

「◇◇みたいな店ない?」

「●●円くらいで頼むよ」

 

それを聞いて彼は

たくさんの候補の中からお店を選び

お客さまをお連れする。

 

お客さまが使った金額の一定額を

キャッシュバックしてもらう。

 

それで、

相当な金額を稼いでしまう。

 

当然ですけど

このポジションがとれるキャッチは

かなり限られています。

 

彼は、 何年もの間

そんなポジションにいるのです。

 

 

でも、彼は

もう辞めたいと思っています。

 

 

彼は、確かに

物知りではないです。

 

マナー研修も受けたことはないし、

報連相も知らないし、

PCスキルもありません。


 

それでも、彼の話を一通り聞いて

提案しました。

 

 

私がサポートするから

一緒にがんばってみない?

 

2022年の3月までに、

転職をしようキラキラキラキラキラキラ

 

 

2021年7月。

こうやって、

Shunaくんの物語がはじまりました。

 

 

彼は企業勤めをしたことがなく

しかもこの夏で30歳。

 

正直いって、

非常に厳しい条件だと言わざるを得ません。

 

企業の人事がクライアントの私としても

彼を紹介できる会社はまだありません。

 

人柄がよければ大丈夫!

やる気があればなんとかなる1

そう思いたいのはやまやまですが、

そんなきれいごとが通用する状態ではないなぁと。

 

どんな仕事でもよい!ということなら

色々な可能性もあるでしょうが

それは本懐ではないです。

 

Shunaくんにも希望がって

家庭的な事情もあって

加えてのこの難しい条件。

 

彼が望むNEXTキャリアをどう生み出せるか。

 

私にとっても

彼にとってもチャレンジではあるけれど

一緒にやっていくことしました。

 

どっちにとっても

すごく大事な時間

が動き出したと思っています。

 

 

 

↑↑

Shunaくんの手ww

先週の第1回のセッションで。

 

 

これから、ちょいちょい

経過をお伝えしていくので

よかったら「Shunaくん」を

応援いただけると嬉しいです。

 

 

本日はここまで。

最後までお付き合いいただき

どうもありがとうございました目