おはようございます。

さて、前回はなぜ私がブラック企業に入社してしまったかを書きました。
簡単にまとめると、ただ単に私が就活を舐めていたせいでした。
今回は、何故入社した企業がブラック企業だと気づいたのかを書いていきます。

 まず、内定者の集まりで起こったことです。
 内定者会というものが会社からの指示で何度かあり、そこでグループに分かれて1つの課題に取り組みました。そして、その課題の発表の場でひとつの事件が起こりました。それは、人事から言われていた課題の内容と発表の場で審査していた幹部陣からの指摘に大きな差異があったのです。
 簡単に言えばやらなくても良いといわれていたところを何故やっていないんだと怒られたのです。この時点で人事と幹部との情報伝達がちゃんと行われていないことにちょっとした不安を感じました。

 そしてその不安を引きづったまま月日は流れ入社式になりました。
 まず、入社式に親の参加を指示されました。入学式でもあるまいし何故親を呼ぶのかと思っていましたが、他の企業でも親が参加する入社式をやっていると知っていたのでそこは目をつぶりましたが、その後の内容が問題でした。なんと私たち新入社員に内緒で親に手紙を書かせており、そしてその手紙を渡されその場で全社員に向かって発表することになったのです。何でこんなことをしなければならないのかと思うのと同時に、ブラック企業ほどアットホームな感じの雰囲気を出すという情報が脳裏をよぎり私のブラック企業判断はイエローゾーンまで上がりました。

 そして私がブラック企業に入社したと確信した。研修第1日目がやってきました。
 何が行われたのかそれは、就業規則についての説明でした。その内容は面接で言われていたことと大きく違っていたのです。
 まず、休みについてです。就活情報サイトでは月7日~9日の休みと書かれていましたが実際は繁忙期である11月から2月までは月4日しか休みがなく年間休日85日でした。
 次に給料です。月23万で家賃手当てが2万つくと言われていましたが、実際は家賃手当て込みで23万であり給料は21万、手取りは18万でした。
 さらに残業代もきっちりと出すといわれていましたがその残業の仕組みがみなし残業というもので、毎月42時間は残業したとみなして給料に最初から組み込まれており、その時間を越さないと残業代が発生しないというもので、勤務年数が上がるごとにみなし残業時間が上がっていき店長クラスになると残業代が発生しなくなります。
この説明を聞いた瞬間私はブラック企業に入社したと確信し、その日から転職をしようと決心し、準備を始めました。

今回はここまでにして、次回はその後の研修の内容、転職の準備について書いていきます。