今日も、サイコムで新調した新PCの各パーツを選んだ理由について書いていきたいと思います。今回は特にゲーム向けPCに重要な、グラフィックボードや電源についてもあり!
グラフィックボードでは、FF14の推奨動作環境について気になることも書いてみようと思います。
※記載のグラフィックボード、ビデオカード、GPU、全て同じ意味です
これまでのブログ記事:
◆サイコムでFF14用スペックのPCを購入!後日編1
(CPU、CPUファン、マザーボード)
◆サイコムでFF14用スペックのPCを購入!後日編2
(SSD、HDD、光学ドライブ)
↓「ビデオカード」は長くなるので、一番最後に書きます。
ケース:【黒】Antec Three Hundred AB[電源なし]
+ 前面ファン[KAMA FLOW2 12cm超静音]2個
◆ブログ記事:FF14向けPC探し! Sycom(サイコム)のPCケースを選んでみる!
上記のブログ記事で書いた理由から選びました。
サイコムの在庫が、日本限定のアブソリュートブラックモデルAntec THREE HUNDRED ABに価格据置で変更となって、内装もブラック仕様に。これは嬉しかったですね!
電源:SilverStone SST-ST75F-P
[750W ★80PLUS Silver取得]
SilverStone STRIDER PLUS SST-ST75F-P
Seasonicの電源SS-750EMや、Antec製のTP-750APを狙っていたのですが、T-750APは売り切れ(※現在は在庫あり)、SS-750EMでは予算がちょっと…。
ということで、80PLUS Silver取得のSilverStone製の電源について調べてみました。
すると、欧米ではかなり評価の高い電源とのこと。
日本ではまだマイナーらしいのですが、80PLUS Silver取得の高品質ながら比較的安い価格なのにひかれて選びました。
結果的に良い買い物ができたかも。
OS:DSP版 Microsoft(R) Windows7 Home Premium(64bit)
始めから64bitのOSを買うと決めてたので、これで!
その他オプション:騒音・振動吸収シート貼付
PCケースがメッシュタイプなので、内部の音が漏れやすそうなこと。それに不快な振動音とかあると困るので、念のため選択。
音が気になってから後で自分で買ってもいいとは思うけれど、折角綺麗に貼ってくれるのなら…ってことで(笑
ビデオカード:RADEON HD5870 1GB GIGABYTE製
[DVI*2/HDMI/DisplayPort]
GIGABYTE GV-R587OC-1GD RADEON HD5870 1GB GDDR5
このGIGABYTE製 RADEON HD5870の具体的なスペックついては、
◆ブログ記事:【ATI Radeon HD 5870】 GIGABYTE GV-R587OC-1GDのスペック
に、調べたことなど詳細に書いてます。
ハイエンドモデルながら発熱や消費電力が抑えられており(特にアイドル時の省エネ化が素晴らしい!)、性能バランスがとても優秀で、前からずっと欲しいと思っていたRADEON HD5870を選びました。
FF14ベンチマークでは、シングルGPUの中で最高の数値をたたき出したことから急激に大人気となったGPUでもあります。
ただ……。
その後のFF14αテスト版では評判が良かったものの、βテスト版になってから性能を発揮できない(GPU使用率の低下)というFF14側の不具合があるとの噂。
また、FF14の推奨動作環境の発表でATI RADEON系が完全にスルーされたことも重なって、一部ユーザーから不安視されるようになったのが現状のようです。
でも、ATI RADEON系は昔からゲームの推奨動作環境の発表で外されることに慣れっこです。
例えば、PC版バイオハザード5の時なんて、ベンチマークソフトの頃は必要動作環境ですらATI RADEON系は完全に外されていました。
◆ブログ記事:PC版バイオハザード5のベンチマークを計ってみました!
上記ブログ記事のように、ベンチマークソフトで良い数値を出したATI RADEON系GPU。実際のゲームでもすこぶる快調でした。
Core2初期時代のボロPCでも、RADEONの滑らかな画質のまま、PS3版では不可能だった大量の敵の出現にも重くなることなく快適に最後まで遊べたのです。
動作環境にATI RADEON系が表記されたのは、ゲームが発売されてからでした。
カプコンのPC版バイオハザード5も、FF14同様にGPUスポンサーはGeForce系のNVIDIA社…。
ゲーム上でATI RADEON系だけ遅くなることはありませんでしたが、もしかするとベンチマークソフト登場時のカプコンさんの動作環境の表記は、「大人の事情」…だったのかも知れませんね。。
さて、FF14の推奨動作環境について具体的に見ていきましょう。
◆ウインドウズ版『ファイナルファンタジーXIV 』の必要動作環境、および推奨動作環境が判明 - ファミ通.com
必要動作環境はともかくとして…
推奨動作環境が何やら不穏なことになってます…( ゚ ▽ ゚ ;)
GeForce GTX460以上って…
つまり、残りはGTX465/470/480しか無いことになります。
※しかもGTX465は登場たった数ヶ月でGTX460に総合性能で敗北…
NVIDIA製の、それも新製品ばかり…ありえないですよね。
どう見ても、某お得意先の会社との「大人の事情」で、こういう書き方しかできなかったと考えたほうが自然でしょう。
その裏付としては…。
普通、推奨動作環境といったら高解像度での使用にも合わせるもんですが、わざわざオプション項目なる設定を付けて1280x720(ウィンドウモード)の場合と固定してしまっています。
(どんな推奨環境やねん…。推奨スペックなのに対象が一番低い解像度って…違和感ありすぎやろ!ヽ(`Д´)ノ)
「GeForce GTX460の性能に合わせた動作環境」を、わざとFF14の推奨動作環境にして書いたとしか思えません。
※FF14ベンチマークの結果を見る限り、GeForce GTX460(786MB)では1980x1080のフル解像度だとやや辛く、推奨と言えるほどの性能はありません
…普通、逆ですよね?
ゲームの仕様で掛かる負荷から、それに見合った動作環境を出すものですよね?
つまりは、そういうこと(大人の事情)だと考えられます。
今のβテスト版で、ATI RADEON本来の性能が発揮されないバグの噂も合わさって困惑している方が多いかと思いますが、β版と製品版とでは、また別物。今慌てることは無いと思います。
必要動作環境には「ATI Radeon HD 2900 シリーズ以上」とはっきり明記されているため、もしバグが解消されなければ、クレーム殺到の大問題となるのはメーカー側も十分わきまえていることでしょう。
RADEONユーザーの多さからも、製品版では対策済みと考えて大丈夫だと思います。
最後に。
希望的憶測とかも微妙に入っちゃってますね~( ̄▽ ̄;
でも、今選べるハイエンドGPUの中では、総合性能を考えると、どうしてもRADEON HD5870しか選びようが無いんですよね。。ミドルクラスで良いのならGeForce GTX460という選択肢もあるのですが…。
NVIDIAさんが、もっと優秀なハイエンドGPUを出してさえいえば…。RADEONより半年も後出しなのに結果がアレでは…ね。
ほんと、ガッカリしています。
営業にばかり力を入れてないで、もう少し職人気質にもなってほしいものです。。