数年前のことです。
日本の、とある所へ一人旅したいと思い、
父へ伝えると…。
「一人旅はあかん、友達とやったらえ〜けど
」
「行くんやったら俺が死んでから行け」
と、父はえらい興奮しだしまして
父はその頃から不眠を訴えていたので、
寝られないことで、わ〜わ〜騒がれるのは
ごっつ鬱陶しいかったので、
一人旅は諦めた、ということがありました。
30歳も遠に過ぎたオバさんやのに…
なんで、こんなことで諦めなアカンのやろ?
そうこうしてるうちに、
父は夜中に転倒することがチョクチョク増えてきて、
私は、旅行に行く気分になれないようになってました。
父が逝き、私に自由な時間が戻り。
急に、
(有給を取り、あの行きたかった所へ行こう)
と思い立ちました。
母を誘ってみました。
母の体調は万全とは言えないので、断られたら一人旅するつもりでしたが、興味を持ってくれました。
私、最近、生き急いでいるような気がするんです。
母は高齢ですし、いつまでも健康でいて欲しいけど…。
母やタケルとの生活を大事にしたい。
父が亡くなってから一層思うようになりました。
今回の旅行。
母が飛行機に乗るのは約20年ぶりくらい。
保安検査で引っかかりました
何なん?
カバンから出てきたのは裁縫セット。
糸切りバサミがOUTでした。
そんなん持って来るか〜?
まっ、お母さんらしいけどねっ。
刃渡りを計られ
「機内では出さないで下さいね」
と言われました。
こんなお婆ちゃん、機内で暴れませんよ。
もったいつけてる訳ではありません。
ボチボチと旅行報告します。
