今日、面会に行くと父は大口開けて寝ていました。
無呼吸状態が10秒~20秒くらいあります。
看護士さんが父を起こしてくれました。
父は私を見ると
「今日は◯◯ちゃん一人かぁ?」
とやっと聞き取れるような声で言いました。
今日は私一人で面会に行ったんです。
母が来ていないことをちゃんと分かっていました。
看護士さんの元で、とろみ食を父に飲ませてみました。
1口目、成功

2口目、成功



「おいしい?」
「おいしい」
「もっと飲む?」
「もっと飲む」3口目、失敗。
むせ始めました。逆流しているようです。
看護士さん3人がかりで処置が始まりました。
「◯◯さ~ん、大きな咳しようね~」
むせて詰まった物を吐き出せないようです。
背中をバンバン叩き、大きな咳をなんとかして、口から鼻から吸引し、ようやく落ち着きました。
父の苦しそうな様子を見てると涙が出てきました。
処置してもらっている父はまるで赤ちゃんのようです。
誤嚥性肺炎のリスクが伴うとは、こういうことなんだ。
落ち着いた父と、しばらく会話にならない会話をしました。
『た』の付く食べ物は?
たまご、卵焼き、たけのこ、たい焼き、たらこ、
たぬき、箪笥、箪笥になんぼ入っとんねん…。
父がデイサービスでやっていたレクリエーション?家でも、嫌というほど言わされてました。
『た』の付く食べ物のはずなのに、食べ物以外も出てきます。
今日は、
「たくわん、3切れしか食べられへん」
と小さな声で言いました。
今までそんなん言ったことなかったのに
そして、また「ぜんざい、ぜんざい」の連呼が始まりました。ぜんざいでなくても甘い物だったらいいようです。
「父さん頑張ろなぁ」
「何を頑張るねん」私は返す言葉がありませんでした。
このまま食べられなくなってしまうのなら、今のうちに、お汁粉のようなものでも、飲ませてあげたい気持ちになってきました。