私が通う釣り場ではコウイカがよく釣れます。
前出の先輩タコ親父はイカ親父も兼ねています。
つまり、タコイカ親父ですね。
いや、イカタコ親父の方が語呂がエエかな?!
軟体名人は、なんかサーカスの芸人みたいやし、、、
どちらにせよ、彼はコウイカをよく釣ります。
彼のメソッドのキモは「待ち」!
私がそばで見学させてもらうと
彼は、まるでキャストしたエギの事を忘ているかの様に見えます。
そして、ふと思い出したかの様に竿に聴きながら少しリーリング。
そしてまた、エギを忘れる。思い出す。ちょっと巻く。
エギをキャストして回収するまで10分程。
彼はこのメソッドでバンバン釣ります。
いやぁー脱帽です!
その他、色々な人達がコウイカを釣って楽しんでいます。
私の知り合いのお孫さんが足元に見つけたイカに
買ったばかりのエギを落とし込んで初コウイカをゲットしたり。
僕がイカボーイです。
ルアーのエキスパート釣友N君も真冬にゲット!
あの日は滅茶苦茶に寒かったね。
私がノマセ釣りをしていた時にお隣さんがゲット!
前日に奈良から来られて、二日やって三杯ゲットされたそうです。
私が商売でお世話になっているSさんもゲット!
イカスミ攻撃に腰が引けてますよぉ。
私も待ちメソッドで良型のコウイカをゲット!
このイカの墨袋を丁寧に取り出して
私の大好物のイカスミのスパゲッティを作り
ウメェー!
その頃のある日
私は釣り場で年配者が大きなコウイカを釣り上げた場面に出会った。
「いつもは紀州釣りをするんやけど、今日は始めてイカをやってみたんや」
興奮気味にそう言った彼の足元には真新しいタックルが転がっていた。
「へー、ビギナーズラックですねぇ、ええイカですねぇ」
私はちょっと失礼かも知れない言葉で彼とイカを賞賛した。
彼は釣れたイカをクーラーに収めてから、再度エギをキャストした。
私はエギの着水を確認した直後、我が眼を疑った。
彼はエギの着水と同時に高速リーリングを始めたのだ。
まるでボートからルアーでシイラを誘う様な速さだ。
当然、水面直下を走るエギを目視できる。
「えっ!それで釣れたん?」私の脳は混乱した。
あ、掛けた。
年配のビギナーがエギを高速で引いてコウイカを掛けた。
高速で巻かれるエギに抱きついたコウイカが凄いのか?
エギを高速で巻いてコウイカを掛ける爺さんが凄いのか?
この日、私はスーパーエギ爺さんの誕生に立ち会った。
追記
以前は妻もよく一緒に釣りに行ってました。
ノマセ釣りでスズキ最大82センチ他多数!
ニジマス管理釣り場でドライフライでバンバン!
そして、エギでテクトロして30分でコウイカを5杯ゲット!
彼女は行けば釣る人ですが、最近は釣りより朝寝坊を選びます。
迷い猫 明(あき)と