最近はよく「明るい不登校」のクラブハウスを聞いています

 

 

娘も私も安定しているので、情報を求めるためではなく、

「明るい不登校」を主宰されている山本りかさんたちや

まさに不登校の渦中におられるお母さん方の

力になれればという気持ちで、聞いています

 

 

不登校の親って、みんな同じような道をたどります

 

 

今、いろいろな時期を経て、不登校の子供にはこうやって接したら

良くなるって、わかるような気になっているので、

 

 

子どもを責めてしまうようなお母さんがいたら、

「子供と仲良くなることが、回復の第一歩ですよ」

なんて、結論を先に提示してしまう

 

 

そしたら、不登校のお母さんは  ポッカーンって口を

あけてしまう

 

 

そして、いろいろ言い訳が始まる

 

 

だって子供が全然話してくれないから無理

ネガティブの沼にはまっていて、全く聞く耳を持ってくれないから無理

とにかく全く話にならない

こんなに頑張っているけど、それだけは無理など

 

 

私も不登校初期のころ、「そんなことができたら、とっくにやってます」

って思ってた

 

 

特に精神科で「子供とゲームの使用ルールを一緒に決めましょう」

と言われた時、「そんなことできたら精神科になんか来るわけないでしょ」

と思って、誰にもわかってもらえない、そして何をどうしていいのかわからず、

誰にも助けてもらえないんだと、泣きました

 

 

私が2年かかってわかった事実を、今、まだそのステージに立っていない

お母さんに話しても、「そんなことできてたら、相談なんかしない 誰も助けてくれない」

になってしまう

 

 

不登校の親って、病気を宣告された状態と同じなのかも

 

 

例えば、「ステージ4のがん」と告知を受けたら

 

①ガーン

②私の何が悪かったのか

③あの人が悪い、あの人のせいだ

⓸何とかしなきゃ 情報情報

⑤どうすることもできないと悟る  正しくあきらめる

⑥がんは仕方がない 他にやれることをやるだけ 

⑦やっても成果なし こんなことをしていて大丈夫なのか このままではまずい

⑧でも、やれることをやるだけ

⑨ここだけは、良くなっているかも

⑩こんなに良くなった

⑪まだまだ気は抜けない

⑫なんだか最近いいかも

⑬これで行ける

⑭ほかに何かできることはないか

⑮私はどうしたいんだろう

⑯次のステージへ!

 

 

すごい適当に書いたけど、こんな経路をたどらなければ、

⑤の正しくあきらめる とか

⑥やれることを本当にやってみる(自分の考え、言い訳を捨てられる)

 

には、たどりつけない

 

②③⓸は真面目で我慢強いお母さんであればあるほど

ここにとどまる時間が長くなって、

親子関係がこじれてしまう

 

 

不登校は再登校にしがみつけばしがみつくほど

長引くという公式

 

 

①~⑤をどうやって早く通り抜けるかが

不登校解決の糸口なのかも