こんにちは。
rocoです。
今朝、次男君とこんなやり取りがありました。
なかなか登校できない次男君とのコミュニケーションは
試行錯誤の連続です。
今日は近くの市民ホールで
芸術鑑賞会でした。(もちろん学校行事です)
「今日は学校じゃなくて市民ホールに
現地集合、現地解散らしいよ」
「和太鼓の演奏らしいけど
我慢できない音だったら外で休んでもいいって先生も言ってくれてるよ」
「どうしたい?」
次男君は「ちょっと考えるわ」と言って
部屋で悩むこと30分
出てきて言った一言が
「やっぱり、やめとく」でした。
私は今、和久田ミカさんのメールセミナーを学んでいます。
そしてちょうど最近学んだばかりの『質問力』にチャレンジすることにしました。
「そっかぁ、やめとくを選んだのはどうしてなの?」
「う~ん。なんかゲームしたくなった。」
「ゲームしたいんだね。他には何かある?」
「着替えようとしたら制服のズボンがないし」
「そっかぁ、着替えようとしたんだね。
でも、ズボンがいつものとこにないから
行く気が失せたんだね。他には何かある?」
「う~んなんかあるかなぁ?わからん!」
「そっかぁ。言ってくれてありがとう」
と伝えてから
ゲームは帰ってきてからたくさんできること、
ズボンは脱衣所に干していることを
ゆっくりと説明しました。
そして、
「次男君が行かないを選択した本当の理由って何だろうね?」
と問いかけてみました。
私、この手の質問ってめっちゃ苦手なんです。
まず、沈黙が堪えられない。
相手を責めてしまっているように感じて
聞いておきながら、先に答えを言ってしまう。
しかも自分の正しいと思う答えを持ったまま質問するから
敏感に感じとる我が子には
私の思いが駄々漏れていて「それでいいよ」という無気力な返事に、勝手に失望する。
何度も繰り返してきたこのパターン。
なので今朝は
沈黙を責めることなく
わかんないもひとつの答えと思って
次男君のそばで待ってみました。
すると次男君
「興味がないから行きたくないんかなぁ」と
話し出してくれました。
「そっかぁ、興味のない事のために何時間もじっと座ってるの辛いわなぁ」
というと
「せやねん。俺、興味のないことのために
時間を無駄にしたくないねん!」
ちょっとスッキリした顔の次男君
私はもうひとつ質問をしてみました。
「興味がないのと同じぐらい何か不安なことある?」
「どんな事するのかわからへんし、我慢できるかわからへんし、どこに集まるのかわからへんし、何時に終わるんかわからへんし…」
「そっかぁ。いっぱいわからないことがあったら不安だよね」
私は次男君が本音を
初めて自分の言葉で言ってくれたと感じました。
今までは
「コレコレが心配なんじゃない?」とか
「アレが嫌なんじゃない?」とか
「ソレは苦手だよね?」とか
次男君がyesかnoで返事ができる質問ばかりしてきました。
小さい頃はそれでも良かったけれど
かなりスローペースですが少しずつ成長している次男君にする質問も
変えていく必要性を実感しました。
相手を責めずに自分も責めない質問力。
『聞く』を通して築いてきた信頼関係があればこそ
安心してコミュニケーションをとることができます。
そして自分の感情を言葉にする事の
大変さや大切さは
私自身が経験済みなので
素直に次男君が言葉にした不安に
かなり感動しました😳
次男君はというとすっきりしたのか
「やっぱり今日行くわ!」と宣言。
無事、和太鼓の演奏を聴いてきたそうです。
沈黙の奥には本音がある。
そしてその本音を聞いてもらうだけで
何かが変わることもある。
背負っている荷物を下ろすことができることもある。
不安が小さくしぼむこともある。
立ちすくんでいる背中を押すこともある。
顔を上げて前を向く力になることもある。
やってみようかなぁって思いがジワーッと湧いてくることもある。
まぁいっかって切り替えられることもある。
聞いてもらうだけで
言葉にするだけで
鉛色になりかけた本音たちは
カラフルになっていく。
一つ一つの出来事を
大切に味わっていきたいと思えた
一日でした。

