ささやかだけど

救援物資を届けに東京都庁に行ってきました。


三歳前にオムツが取れてくれた息子くんの使わなかったオムツやおしりふき、生理用品、ティッシュペーパー、使い捨てカイロなど、未使用品で押し入れに眠っていたものを持てる限り袋に詰めて。



私の自宅からは電車で３０分程。




東京都庁には行ったことなかったのだけれど、改札を出ると物資で両手の塞がった方々がどんどん流れて歩いていて、私もその流れに乗って歩いていきました。




老若男女それぞれの思いを胸にここに集まってくるんだと思うと涙が溢れました・・・



高くそびえ立つ都庁。




中はほとんどの電気を消灯して窓からの光だけで薄暗かった。



受付は思いのほか空いていて、対応に追われて何日も頑張っているボランティアの方々が疲れきっている様子だったけど、私の荷物を見て「重かったでしょう？大変だったね」と声をかけて下さった。



何だか苦しくなりました。




この現実の重さを改めて感じました。



私が出来るのはこのくらいの事だけなのか・・・





今朝の報道で救援物資が間もなく要請量に達すると言っていました。




実際、マスクは要請に達したので受け付け終了したと返されました。



受け付けの奥には山積みの段ボール。



一人一人の力は微力だけれど、これだけ沢山の人の思いが形となって大きな力になりつつあります。




物資提供したから終わりじゃない、募金したから終わりじゃない。




今から始まる長い長い道程・・・



その時その時出来る事をし続けていこうと心に決めました。



とにかく出来るだけ早く物資が届きますように。




明るい光が射しますように。




暖かい風が吹きますように。



笑えて、ぐっすり眠れる日が来ますように。



今はそう願って止みません。






hiroko