しもつかれってご存知ですか?
わがふるさと栃木県の郷土料理です。
しもつかれ(wikipediaより引用)
由来
「宇治拾遺物語 」「古事談」などの説話 にも記述されている「酢むつかり」を起源とする説が有力であり、江戸期 、飢饉の時に飢えを凌ぐための食物である救荒食(きゅうこうしょく)としてよく使われるようになった。
材料・調理方法
鮭
(新巻鮭
)の頭・大豆
(節分
に撒いた残り)・大根
・人参
・その他の余り物を細切れにしたり、目の粗い大根おろし器の鬼おろし
で粗くすり下ろして酒粕
と共に煮込む。 地域によっては油揚げ
を刻んで入れる事もある。
食べ方地域によってさまざまな食べ方があり、冷えた状態で食べる事も温めて食べる事もある。そのまま食べる事も、米飯 にかけて食べる事もある。また、お茶うけとして、小さめのどんぶりに入れて出されることもある。 更に、一度煮あがったしもつかれには再度暖めなおすなどせず、勝手の土間に保管し、表面が凍ったものを暖かいご飯と食べることが最もおいしい食べ方、とされている地域もある。
その他
独特な味と香りとドロドロとした外見から、好き嫌いが激しく分かれる。「しもつかれを7軒食べ歩くと病気にならない」、「なるべく多くの家のしもつかれを食べると無病息災だ」など、しもつかれには様々な俗言 が伝えられ、重箱 に入れて隣近所でやりとりする風習もあった。家庭料理 であるしもつかれは、主に母方家系で伝承 される傾向があるため、その家庭ごとに特徴的な味がある。各家庭によって味や製法、材料が異なり、同じ「しもつかれ」と言う料理でも複数の家のものを食べ比べることで、まったく異なった味に出会うこともある。このため、同郷者でも他家の製法のものを難なく食べることがが可能かは、人それぞれの味覚 によるところが大きい。近年は地元のスーパーマーケット で既製品が市販されている。栃木県では学校給食 のメニューになっている地域もある。
郷土料理。。。なんですが
私は食べたことがありません。
生まれは東京の下町、10歳まで千葉で過ごした私にとって
生まれて初めて見たしもつかれは衝撃的でした。
お惣菜やさんで手作りしもつかれが売られてたんですが
ビニール袋に入ったしもつかれ。。。
そう、まさに遠足の時に見るアレ。。。
ゲ○袋かと思って母に
「おかーさん大変だー!!ゲ○袋が売ってる!!中身入ってるやつ!!!」
((>д<))
と店先で騒いだものです。(迷惑な人)
もちろん郷土料理というだけあってこよなく愛する人もいるようですが
父も母も兄も食べられません。
私たち移民家族はこれまでもこれからもきっと口にすることはないでしょう。
と、思っていたんですが
何故かしもつかれデビューをすることになった人がいました。
リーです(/ω\)
今日、保育園でしもつかれ作りがありました。
何故しもつかれを作ろうと思ったのか甚だ疑問です。激しく疑問です。
だって酒粕で煮込むんですよ??
幼児が食べて美味しいと思うものなのでしょうか。
地元の味に子供のうちから親しもうみたいなノリなんでしょうけど。
帰宅後リーに「しもつかれはどうだった?」と聞くと
リーは悲しそうな顔でこう言いました。
「ぼく、だめだった。。。がんばったんだけどたべれなかった。。。(ノω・、)」
キミは頑張った!
うん、きっと頑張ったんだ!!
他の子たちは食べれたのかもしれないけど
リーだけが食べられなかったのかもしれないけど
しもつかれを食べれないことママは責めたりしないぞ~!