こんにちは。
ロココ整形外科のキム・サンホ院長です。
10〜20年前は額プロテーゼの手術が
よく行われていました。
長期的に見ると、プロテーゼが大きすぎたり
額の軟部組織が薄かったりすることで
拒絶反応が起きたり、
年齢を重ねて皮膚が薄くなり
プロテーゼの輪郭が透けて見えるなど
問題が起きやすくなります。
拒絶反応が起きると、まず額に
水(組織液)が溜まります。
注射器で抜いて抗生剤治療をしながら
経過を見ますが、短期間に何度も
繰り返す場合はプロテーゼの除去が
避けられません。
除去後には2つの問題が起きます。
1. 額の凹凸が残る
→ 除去後6ヶ月以降に脂肪注入で改善可能
2. 眉が下がる
→ 内視鏡額リフト手術でのみ改善可能
額プロテーゼが入っていると額が
ふっくらするので、特に水が溜まると
さらにふっくらして眉を引き上げます。
プロテーゼを除去すると、風船の空気が
抜けるように額(眉)が重力で下がり、
まぶたが被って二重も小さくなる
問題が起きることがあります。
これを防ぐために、プロテーゼ除去と
同時に内視鏡額リフトで眉を引き上げ、
6ヶ月後に額の脂肪注入を計画します。
脂肪注入は必須ではなく、
多少の凹凸を残したまま過ごすことも
できます。
12年前に他院で額プロテーゼ手術を受け
問題なく過ごしていた方ですが、
相談の1ヶ月前から額に水が溜まり、
3回の体液除去処置を受けても
症状が悪化し、除去を希望して来院されました。

プロテーゼの両側の輪郭が見え、
体液が溜まって額がぷっくりしています。
押すとぷにぷにした感触です。

プロテーゼの形に沿って額が
膨らんでいるのがよく分かります。








手術は額リフトの切開を通して
プロテーゼとカプセルを除去しました。
静脈麻酔で1時間かからない手術です。

石灰化した部分や厚くなった
カプセルが見られます。


プロテーゼ除去と同時に内視鏡額リフトを
行い、眉が下がらないようにしました。
むくみが取れた状態で、眉の位置は
このまま固定されます。
6ヶ月後に脂肪注入をすれば完成です。
額リフトをせずに除去だけしていたら、
眉がかなり下がっていたはずです。








膨らんでいた風船の空気が完全に
抜けたような変化が見られます。
術後に残る額の凹凸は、今後の
脂肪注入で改善できます。
実力で勝負。結果で語る、ロココ整形外科でした!