こんにちは。
ロココ整形外科のキム・サンホ院長です。

15年前に耳軟骨+シリコンで1回目の
鼻手術を受け、10年前にシリコンを
除去して献体肋軟骨+耳軟骨で
2回目の鼻再手術を受けた方の症例です。




顔の軸に軽い非対称があり、鼻先が
少し上を向いた上向き鼻の状態でした。




片側の鼻の穴の内側が狭く、肋軟骨での
再手術時に術後の呼吸が不快になる
可能性がありました。もともと鼻腔が
狭い方が肋軟骨を使った鼻整形を行う
場合は、呼吸への影響も考慮して
決める必要があります。





鷲鼻の状態に加え、鼻先が上を向いて
いるのが分かります。





このような場合、鷲鼻がかなり下側に
残ることがあります。プロテーゼが
なく、鼻先はすでに高くされている
状態のため、追加で高くできる程度に
限界があり、術後も多少鷲鼻っぽい
印象が残る可能性があると説明した
上で手術に入ります。

鼻再手術は術前の計画段階で結果を
正確に予測しにくいことが多く、
手術中に鼻の中の状態に応じて
対応を決めることが多いです。
術前のCT撮影も実際にはあまり
役に立たないと考えています。

患者様は献体肋軟骨を使ったと
認識されていましたが、実際には
鼻の中に献体肋軟骨はなく、鼻先に
耳軟骨移植(デローテーショングラフト)
だけが入っていました。鼻再手術を
していると、患者様が認識している
材料と実際の材料が違うケースに
時々遭遇します。患者様が故意に
誤った情報を伝えているわけではなく、
記憶の誤りや、以前の病院で術中に
材料を変更して伝えていなかった
ケースが多いようです。それ以来、
私は自分の目で確認したものだけを
信じて手術しています。

自家肋軟骨を使って上向き鼻を矯正し、
同時に鷲鼻も整えることにしました。

手術後3週間の経過です。むくみがまだ多い状態です。鼻先が
下がることで鼻の穴が自然に隠れ、
左右の非対称や少し曲がった印象も
緩和されました。

プロテーゼなしの鼻整形では鼻筋と
鼻先の境目がいつも課題になりますが、
この部分はもともと鼻先に使われていた
耳軟骨を活用して、できるだけ
凹凸のないラインに仕上げました。






角張って上を向いていた鼻が、柔らかい
印象のすっきりした鼻先へと
矯正されました。


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