木曜日の子ども
重松清
ロココ風あらすじ
中学生がクラスメイト9人を毒殺した事件があったことから、世界の終わりに魅せられる中学生や若者たちが現れて、人々を混乱に陥れる。
グッときたポイント
クライマックスにはアクションシーンもふんだんに取り入れられ、全体的にミステリアスだったり、サスペンス的な要素も多々ありながら、
性善説性悪説が語られたり、宗教的な思想もあったり、父と息子の関係性が殊更丁寧に描かれたり、という重松作品らしさも、満載。
世界の終わりの始まりなんていう俗っぽい言葉を、皮肉に使わず、その言葉通りの使い方をしていることや、
その他いろいろ、重松清さんならではのリアリティさで、中学生の心情がまっすぐ伝わってくるところが好き。


