みなさま、こんにちは。

今日も氣持ちがよいお天氣ですね。

暦の上では後1週間ほどで
「立冬」をむかえます。
まだ、冬って感覚はあまりありませんね。

その前あと1週間ほどある
「土用の期間」について
ちょっと書きたいと思います。


東洋医学の五行について
覚えていらっしゃるでしょうか?

この世の全てのものが
「木火土金水」という5つの要素で
作られているという思想です。

人も
木=肝胆
火=心小腸
土=脾胃
金=肺大腸
水=腎膀胱
で構成されているとされています。


そして「土用」に当たる「土」は
五行の中でベース(土台』になると
されています。


実は木火金水の4つの要素は
土(ど)がないと存在できないのです。

五行の要素として使うときは土(ど)と
記します。土(つち)は土(ど)の中の
ひとつの事象です。


母なる大地。

その言葉通り
万物の母胎となります。

全てのものは
土から生まれ、土の上で育つ。

この地球も
土がなくなったら困っちゃうですよね。

作物は土の上で育つ。



水耕栽培とかもありますが
あれも土に含まれる栄養素を再現する事で
育つのであって
まっさらの水をあげて育てている訳では
ないでしょう。

土(ど)は人の体の中にもあります。

それが脾胃、
つまり胃腸となります。

胃腸の食べ物を消化し、
活動のためのエネルギーを作り出す
私たちが生きるための土台となる場所。


土(ど)=脾胃

というのが納得頂けるのではないでしょうか?
私たちの体を見ても
胃腸はちょうど中心にありますよね。


ですので
脾胃を大切にすることは
非常に大切です。


だって
私たちの体を動かし、
心を前向きに明るくしてくれる、
そして運を良くし、
良い縁を運んでくれて、
悪い物や病原菌から守ってくれる
エネルギーである「氣」と

私たちの細胞ひとつ一つに栄養を与え、
頭を明瞭に働かせ、
新しい命も育んでくれる
心と体の栄養である「血」を

作り出してくれるところが
脾胃。

めちゃくちゃだいじですよね。
書いている私もそのすごさに
ハッとなる。


普通に健康面だけでなく
スピリチュアル的にも大事じゃありませんか。


脾胃=神さま

といっても言い過ぎではないニヤリ


何にも考えずに
どんどん食べたいもの、飲みたいものを
押し込んでいるのは


寺社に行って
神さまや仏様を前に
金運祈願、
良縁祈願、
開運祈願、
健康祈願、
先祖供養…
と並べたくって

神さま、どんどん働け!

って言っているようなもの。




神さまや仏様、そして脾胃は
そんな横暴に対して文句も言わず
懸命に働いてくれると思います。


でも、いつか疲れてしまいますよね。


そうしたら
運は下降していってしまうと思いませんか?


逆に
脾胃を大切にしたら
開運しちゃうと思います。


「氣」が作られ、満ちてくると
「氣」はキラキラしたエネルギーなので
輝いた人見える。

オーラ=氣
ですからね。


「血」が満ちてきたら
お肌や髪がツヤツヤ、
健康的な生き生きした魅力的な人に。


そして「氣血」が満ちて流れると
水の巡りも良くなり
すらっとスタイルが良くなる。


確実に運氣が上がる人が
出来上がりますよね。


脾胃は1年中大切にしなければならない臓器
なのですが、
特に影響をうけやすい土用の時期に
いつもより大切にすることで
底上げすることが可能になります。


まずはどうするか?


何度も書いてますが、冷たい飲み物は避ける。
これがなにより1番影響が大きいです。
出来る限り避ける。


もし、飲んじゃうとしたら…
温かいものを組み合わせる。
鍋とか味噌汁とか。
でも、水分を摂りすぎるのも要注意です。


どうしても飲みたいその時は
胃腸にカイロ貼って外から温めるのも
手かもしれませんね。

そして消化の良いものを選び、
そして食べすぎない。

お腹がぺこぺこになる時間がきちんとある量が
その人の適量です。

そんなに空腹を感じなくて
時間だから食べている状態だと
前の食事が食べ過ぎだったという
目安になります。


まず、立冬までの1週間、
脾胃に目を向けて
脾胃を元氣にして
運氣アップを目指してみるのはいかがですか?

書いているうちに
予定外の方に進んでしまったびっくり

最後までお読みくださり
ありがとうございますピンクハート