みなさま、こんにちは。

昨日は“氣”のことを書きましたが、
“氣”ってとっても大切なものなのです。

私自身、漢方の勉強を始める前、
そして通信教育で勉強している間は
“氣”についてはあまり大きなものと
捉えていませんでした。

自分自身の悩みは、
血が不足している状態、
水が滞っている状態で起きている思っていたからです。

だって、
氣って見えないじゃないですか。

というか、
氣功とかって逆に怪しんじゃないかって!

ちょっくら避けたい話題でした。

西洋医学では、“氣“なんて
それこそ氣のせい。
絶対考慮しない。
見えないから、データにないから、
検査値として出ないから。

でも、東洋医学、
漢方や中医学(中国の医学)、韓方(韓国の医学)、
アーユルヴェーダ等では、”氣“を重視する。

”氣“って、
漢方では生命エネルギーと捉えますが、
波動も”氣“なのです。

人だけでなく、植物、鉱物、空氣、自然界物の、
そして宇宙が持つエネルギーが”氣“なんです。

だんだん、スピリチュアルに近づいてしまうのですが
でも、それに氣づくと”氣“のすごさが腑に落ちる。

どうしたら”氣“を増やせるかに氣づけるんです。

そして、自分の中の”氣”の状態に氣づけるのです。

漢方では私たちの身体は、
氣血水の3つの要素で構成されていると考えます。

それぞれが大切ですが、
特に”氣“が重要視されています。

なぜなら、”氣“ってとらっくのようなものなんです。
荷台に血、水を乗せて体の中を走る。

だから
氣が足らない=トラックが少ない
と血水が体を巡る量が減ってしまう。

氣滞る=トラックが渋滞している
と血水も滞ってしまう。

そして、血は氣から作られているのです。
だから、氣が足りないと、血も必然的に足りなくなる。

氣を増やし、きちんと巡らせることで
血水のトラブルも一緒に解決することも多い。

そして、現代人は氣のトラブルを抱えている人が
ほとんどじゃないかと思う。

すくすくと育つ2、3歳くらいの子供が理想かな?

よく食べて、よく寝て、よく動き、
自分の思いのままに感情を表し、
生命が満ちあふれている。

そんな時間が1日の中でどのくらいあるでしょうか?

そんな時間が1分でも、2分でも増えていけば
氣が増え、巡り、心と身体が健康に向かう。

見えないけれど、大切な”氣“に
目を向けてみませんか?