娘には、従姉妹が3人います。
いずれも私の妹の娘たち(私にとっては姪っ子)。
1つ上と3つ上、それから5つ下。
おふるはグルグル、着回しています。
でもこの浴衣は違って。
私のお友達のお嬢さんから下がってきたもの。
私が小さい頃に使って皆で使いまわしている、辛子色の兵児帯を
締めていた頃もありますが、昨年は自分で選んだ大人用の半幅帯で。
この水色の浴衣は、私のお友達のお嬢さんのところへ下げました。
姪っ子たちには、私と妹が着た浴衣があるので。
ジュニアサイズでもよかったのですが、思い切って大人のSサイズを
新調しました。
十三参りには大人の着物を肩あげして着るんですものね。
裄と着丈を測って、肩あげ・腰上げを施しました。
毎年アップデートすれば、毎年ジャストサイズで着られます。
もう少ししたら、腰上げはしなくていいのかな。
背の丈が私の肩を越して、もう追いつかれるのも時間の問題。
そうなったら自分の好みで選んだらいいと思っています。
(今回の柄も、娘が選んではいるんですがね)
1年の、ほんの今の時期しか出番のない浴衣。
だからこそ、支度してやろうと思っています。
日常生活からは距離がだいぶできてしまった、
日本の伝統的な服飾文化である着物。
そんな伝統文化に親しむには、手軽な浴衣。
娘には知っててほしいから、支度をします。
付け帯を選ばないのも、そういうこと。
知っててほしいから。