リーダーの持つべきコミュニケーション力についてです。
ちょっと長くなりますので、2回に分けてお話しします。
コミュニケーションで大切なことは、
ピンポンコミュニケーションの習慣をつけることです。
ピンポンコミュニケーションというのは、
相手からメッセージを受け取った際、
まずは、しっかり返事をする(受領を伝える)ことで、
次にこちらの状況をしっかり伝えるということです。
今は仕事の依頼、イベントのお誘いでも、
メールやメッセージを使うことが多くなってきました。
例えば、上司から仕事の依頼のメールを受けとった時、
あるいは部下から、
仕事の状況報告や判断、許可を求められた場合、
まずはしっかり依頼や、
報告・許可申請を受け取ったことを、
相手に返さなければなりません。
私が会社勤めをし、開発部門の長の時、
よく部下である部課長に仕事の依頼をメールで行っていました。
例えば、
「2週間後までに自分の担当している業務や部・課について、
問題・課題、対応状況を報告書にまとめて提出するように。」
とメールで指示を出した場合、
「承知しました。2週間以内に提出します。」
と直ぐにリプライを返す者もいれば、
メールを開封して読んでも、何の返答も返してこない者も居ました。
こういった指示を受け取り、指示を理解した場合も
『2週間後に、報告書をだせば良いのだな。』と思い、
その場では何の応答もせず、2週間後、
しかもギリギリに、報告書を提出してくる者が多く居ました。
中には、目の前の仕事に追われ、
2週間後になっても音沙汰無しで、私から催促して初めて、
「分かっていましたが、急ぎの仕事があったので、2、3日待って下さい」
という者もいました。
彼ら、彼女らは、部や課をまとめて行くリーダーとしての
コミュニケーション・プロトコル(作法)が分っていませんでした。
リーダーたる者のコミュニケーションにおける基本は、
まずは、メールを受け取ったら、受領した旨を、
そして依頼された期日までに(この場合は2週間後に)、
報告書が提出できることを返信しなければなりません。
次には、期日の中間日である1週間後には、
進捗状況をしらせるのが、指示を出した上司への気配りです。
これによって、指示を出した上司も安心して、
報告書を待つことができ、自分の仕事に集中できます。
そういった組織は、メンバーも成長し、
成果もしっかりあげられる組織になります。
リーダーとなるあなたも、
このピンポンコミュニケーションをしっかり身に付け、
部下や周囲の人にも良い影響を及ぼして下さい。